- NIDECKERのビンディングは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
- SupermaticとFlow Design、2ストラップの履き方の違いを知りたい
- 自分のレベルや滑り方に合う硬さのNIDECKERのビンディングはどれ?
NIDECKER(ナイデッカー)は1887年にスイスで創業した老舗メーカーで、ボードやブーツとあわせてビンディングも手がける、世界中のライダーに支持されるスノーボードブランドです。かかとで踏むだけで履けるSupermaticをはじめ、脱ぎ履きの速さとストラップ式に近い自然な乗り味を両立した設計に定評があります。
この記事では、NIDECKERの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のスノーボードビンディングを全モデル比較します。履き方別のおすすめモデルも紹介しますので、NIDECKERのビンディングが気になっている人はぜひチェックしてください。
NIDECKERとはどんなスノーボードビンディングブランド?特徴と評判を紹介
NIDECKERとは、スイスで130年以上の歴史を持つ老舗メーカーで、スノーボードやブーツとともにスノーボードビンディングを展開するブランドです。一族が5世代にわたって経営を受け継いできた家族経営の会社で、本社はスイスのロールにあります。
NIDECKERのビンディングの特徴は、脱ぎ履きを速くするスピードエントリー式に長く取り組んできた点です。履き方の異なる3つのシステムをそろえ、なかでもブーツを選ばずに使えるSupermaticが評判を集めています。
NIDECKERの歴史・創業背景
NIDECKERは1887年、創業者のHenri Nideckerがスイスのレマン湖畔にあるエトワで立ち上げた会社で、地元の農家向けの農機具づくりから歴史が始まりました。1912年にスキー、1984年にスノーボードの製造を始めており、最初のスノーボードはわずか50本の発売でした。
ビンディングでは、国内カタログによるとNIDECKERは1995年に業界初となる、ハイバック(ふくらはぎ側からブーツを支える背もたれ状のパーツ)が倒れるスピードエントリー式ビンディングを開発しました。ベースプレート(ビンディングの土台部分)の裏にクッション素材を配置したのもNIDECKERが初めてとされ、装着の速さと足元の快適さに早くから取り組んできた歴史があります。
NIDECKERの特徴・強み
NIDECKERのビンディングは、オートマチックとセミオート、マニュアルの3つのエントリー方式(ビンディングの履き方)をすべて用意している点が大きな特徴です。国内カタログでは3方式をそろえるブランドはNIDECKERだけと紹介されており、「One Collection, Three Systems」をコンセプトにラインナップを組んでいます。
評判の中心にあるのはSupermaticで、ほぼすべてのブランドのブーツに対応するため、手持ちのブーツのままステップイン(ブーツを踏み込むだけで装着できる方式)を使えるのが強みです。国内カタログでは、Taylor GoldやMat Crepel、Sebby KといったNIDECKERのライダーがSupermaticの踏みやすさと利便性を気に入って使っていると紹介されています。
NIDECKERとFlowの関係
NIDECKERとFlowは、どちらもNidecker Groupに属するブランドです。Flowはハイバックを倒して後ろから履くリアエントリー式ビンディングで知られるアメリカのブランドで、2017年にNidecker Groupが買収しました。
国内の販売店では「NIDECKER FLOW NX2」のように、ブランド名とFlowを並べた名前で売られることもあります。Flowのビンディングを探している人にとっては、NIDECKERのFlow Designシリーズが後継モデルの選択肢です。
NIDECKERの機能とテクノロジー
ここではNIDECKERのスノーボードビンディングに搭載されている独自テクノロジーを解説します。履き方を決めるエントリーシステムと、脱ぎ履きを速くするストラップやラチェットの仕組みを知っておくと、NIDECKERの各モデルの違いがつかみやすくなります。
NIDECKERのビンディングに搭載されている主なテクノロジーは以下の5つです。
- Supermatic|どんなブーツでも使えるハンズフリーのステップイン
- Flow Design|ハイバックを倒して後ろから履くリアエントリー
- Hybrid Strap/Fusion Strap|脱ぎ履きを速くするつながったストラップ
- Active Strap|ハイバックと連動してストラップが持ち上がる
- LSR 2.0 Auto-Lock|止めた位置で自動ロックするラチェット
Supermatic|どんなブーツでも使えるハンズフリーのステップイン
NIDECKERのSupermaticは、手を使わずに履けるオートマチック式のステップインシステムです。ハイバックが倒れた状態のビンディングに後ろから足を入れ、かかと部分のペダルを踏み込むと、Drop INという仕組みでハイバックが自動で起き上がり、そのまま滑り出せます。
NIDECKERのSupermaticはほぼすべてのブランドのブーツに対応するため、ブーツとビンディングをセットで買い直す必要がありません。履いた後の乗り味は通常の2ストラップと変わらず、リフトを降りるたびに座ってストラップを締める手間を省きたいライダーにおすすめのシステムです。
Flow Design|ハイバックを倒して後ろから履くリアエントリー
NIDECKERのFlow Designは、ハイバックを後ろに倒して足を入れ、起こして固定するセミオート式のリアエントリーシステムです。ストラップの締め具合をあらかじめ決めておけば、ハイバックの開け閉めだけで脱ぎ履きが完了します。
Flow Designのうち、足全体を支えるFusionストラップのモデルは、通常の2ストラップほど強く締め込まなくても安定するとNIDECKERは説明しています。Supermaticほどの自動化は求めないものの、リフトを降りてから滑り出すまでの準備を短くしたい人に向いた履き方です。
Hybrid Strap/Fusion Strap|脱ぎ履きを速くするつながったストラップ
NIDECKERのHybrid StrapとFusion Strapは、アンクルストラップ(足首を押さえるストラップ)とトゥストラップ(つま先を押さえるストラップ)をつなげた独自のストラップです。ストラップ同士がつながっているので、後ろから足を入れるSupermaticやFlow Designでもブーツがスムーズに収まります。
NIDECKERのFlow Designには、同じNX2とFuseにストラップ違いの2種類がそろっています。2ストラップのようにつま先の締め具合を細かく合わせたい人はHybrid、足全体を包むホールド感と脱ぎ履きの速さを重視する人はFusionと選び分けるのが基本です。
Active Strap|ハイバックと連動してストラップが持ち上がる
NIDECKERのActive Strapは、ハイバックを倒すとストラップ全体が自動で持ち上がる機能です。ストラップとブーツの間に足を入れるすき間が生まれるため、後ろから足を差し込むSupermaticやFlow Designの装着が一段と速くなります。
ハイバックを閉じると、ストラップはあらかじめ設定しておいた締め具合へすぐに戻ります。NIDECKERのActive Strapがあればリフトを降りるたびにラチェットで締め直す手間が減るため、滑り出すまでの時間を短くしたいライダーにおすすめの機能です。
LSR 2.0 Auto-Lock|止めた位置で自動ロックするラチェット
NIDECKERのLSR 2.0 Auto-Lockは、ラチェットを回すのをやめた位置で、締める方向と緩める方向の両方に自動でロックがかかるバックルです。好みの締め具合をすぐに決められ、ロックがかかった状態を保つので、スピードエントリー式でも設定した締め具合が変わりにくくなっています。
SupermaticやFlow Designでは、最初に締め具合を決めておけば、あとはハイバックの操作だけで同じフィットに戻せます。NIDECKERのLSR 2.0 Auto-Lockは滑走中の微調整もすばやく行えるため、雪質や斜面に合わせてこまめにホールド感を変えたい人に役立つラチェットです。
NIDECKERの全種類の違いを比較
ここではNIDECKERのスノーボードビンディング全モデルの種類と違いを解説します。履き方(システム)ごとにグループを分け、グループごとの比較表と各モデルの詳細を順に紹介します。
サイズ選びでは、Supermaticシリーズだけサイズの区切りがほかのシリーズと異なる点に注意が必要です。たとえばMサイズはSupermaticが23.5〜26.0cm、Flow Designと2ストラップが23.0〜26.0cmなので、NIDECKERのビンディングはブーツのサイズで対応サイズを確かめてから選ぶことが大切です。
NIDECKERのスノーボードビンディングを以下の4つのシリーズ別に解説します。
- Supermaticシリーズ(自動で履けるステップイン)
- Flow Designシリーズ(ハイバックを倒すリアエントリー)
- 2ストラップシリーズ(調整幅の広い定番モデル)
- キッズシリーズ
Supermaticシリーズ(自動で履けるステップイン)
Supermaticシリーズは、かかとでペダルを踏むだけで履けるNIDECKERの看板シリーズで、ほぼすべてのブーツに対応します。26-27はCarbonとLTに新しいNylon+ Auto Sベースプレートが入り、硬さはCarbonが最も硬く、LT、OGの順に柔らかくなります。手軽さを優先したい人から、高速域で攻めたい上級者まで選べるラインナップです。
| モデル名 | フレックス | ベースプレート | ハイバック | アンクルストラップ | 地形適性(リゾート/パウダー/パーク) |
|---|---|---|---|---|---|
| Carbon Supermatic | 非常に硬め | Nylon+ Auto S | Carbon S Ultraback | Exo-Kush Pro S Hybrid | 5/5/1 |
| LT Supermatic | 硬め | Nylon+ Auto S | Nylon+ S Ultraback | Exo-Frame S Hybrid | 5/4/3 |
| OG Supermatic | やや硬め | Nylon+ Auto | Nylon+ Ultraback | Exo-Frame Hybrid | 5/3/3 |
Carbon Supermatic

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Carbon Supermatic |
| 履き方 | オートマチック(Supermatic) |
| フレックス | 非常に硬め |
| ベースプレート | Nylon+ Auto S |
| ハイバック | Carbon S Ultraback |
「Carbon Supermatic」は、NIDECKERのSupermaticシリーズで最も硬いPro-Stiffフレックス(5段階で最も硬い設定)を備えた最上位モデルです。26-27は硬さと耐久性を高めた新しいNylon+ Auto Sベースプレートでアップデートされ、4隅を丸めた形でボード本来のしなりを妨げにくくしています。
公式の地形適性はリゾートとパウダーが5段階の5、パークは1で、急斜面や深雪を高速で滑る場面に照準を合わせた設定です。NIDECKERのステップインで脱ぎ履きの速さと高いレスポンスを両立させたい上級者に、まずおすすめしたいモデルといえます。
LT Supermatic

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | LT Supermatic |
| 履き方 | オートマチック(Supermatic) |
| フレックス | 硬め |
| ベースプレート | Nylon+ Auto S |
| ハイバック | Nylon+ S Ultraback |
「LT Supermatic」は、OG Supermaticより一段硬いStiffフレックスを持つ、NIDECKERのSupermaticシリーズの中核モデルです。26-27は新しいNylon+ Auto Sベースプレートを採用し、ブラックやホワイトに加えて柄物などカラー展開も豊富です。
公式の地形適性はリゾート5・パウダー4・パーク3で、ゲレンデのカービング(エッジを立てて弧を描くターン)からパークのアイテムまで幅広く対応します。利便性と攻めた滑りの両方を求める中級〜上級者におすすめの、NIDECKERのオールラウンドなステップインです。
OG Supermatic

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | OG Supermatic |
| 履き方 | オートマチック(Supermatic) |
| フレックス | やや硬め |
| ベースプレート | Nylon+ Auto |
| ハイバック | Nylon+ Ultraback |
「OG Supermatic」は、初代から受け継がれるNIDECKERのSupermaticの基本モデルで、扱いやすいMid-Stiffフレックスに仕上げています。国内カタログではどんなブーツにも対応する世界初のステップイン式ビンディングとして紹介されており、26-27はPaprikaとMilkshakeの新色が加わりました。
公式の地形適性はリゾート5・パウダー3・パーク3で、ゲレンデを中心にオールラウンドに滑る中級者向けの設定です。シリーズで唯一Sサイズ(22.0〜23.5cm)が用意されているため、足の小さいライダーや初めてステップインを試す人にもおすすめのNIDECKERのビンディングです。
Flow Designシリーズ(ハイバックを倒すリアエントリー)
Flow Designシリーズは、旧Flowのリアエントリー方式を受け継ぐNIDECKERのビンディングで、ハイバックを倒して足を入れ、起こすだけで装着できます。アルミ製ベースのNX2系と、ナイロン製のFuseやFenix、Nexusで硬さが分かれ、NX2とFuseにはストラップの違い(Fusion/Hybrid)で2種類があります。
| モデル名 | フレックス | ベースプレート | ハイバック | アンクルストラップ | 地形適性(リゾート/パウダー/パーク) |
|---|---|---|---|---|---|
| Flow NX2 Carbon | 非常に硬め | Aluminium NX2 | Carbon Uniback | Exo-Kush Pro Fusion | 5/5/2 |
| Flow NX2 | 硬め | Aluminium NX2 | Nylon+ FX Uniback | Exo-Kush Fusion | 5/4/3 |
| Flow NX2 Hybrid | 硬め | Aluminium NX2 | Nylon+ FX Uniback | Exo Kush Hybrid | 5/4/3 |
| Flow Fuse | やや硬め | Nylon+ Fuse | Nylon+ FX Uniback | Exo-Kush Fusion | 4/4/3 |
| Flow Fuse Hybrid | やや硬め | Nylon+ Fuse | Nylon+ FX Uniback | Exo Kush Hybrid | 4/4/4 |
| Flow Fenix | やや柔らかめ | Nylon+ Axis Kush | Nylon+ Axis Uniback | Exo-Frame Fusion | – |
| Flow Nexus | 柔らかめ | Nylon+ Axis | Nylon+ Axis Uniback | Uni-Frame Fusion | 3/3/2 |
Flow NX2 Carbon

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Flow NX2 Carbon |
| 履き方 | リアエントリー(Flow Design) |
| フレックス | 非常に硬め |
| ベースプレート | Aluminium NX2 |
| ハイバック | Carbon Uniback |
「Flow NX2 Carbon」は、NIDECKERがFlow Designで最も反応の良いビンディングと位置づけるPro-Stiffの最上位モデルです。定番のNX2シャーシをベースに、ハイバックやストラップなどのパーツを強化しています。
公式の地形適性はリゾートとパウダーが5、パークは2で、急斜面を高速で滑り降りる場面やスピードに乗ったターンで力を発揮します。フリーライド(地形を生かして山全体を自由に滑るスタイル)を求める上級者には、NIDECKERのFlow Designで真っ先におすすめできるモデルです。
Flow NX2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Flow NX2 |
| 履き方 | リアエントリー(Flow Design) |
| フレックス | 硬め |
| ベースプレート | Aluminium NX2 |
| ハイバック | Nylon+ FX Uniback |
「Flow NX2」は、受賞歴のあるNIDECKERの定番NX2にFusionストラップを組み合わせたモデルで、Stiffフレックスでゲレンデ全体を力強く滑れる設計です。国内の販売店では「FLOW NX2 FUSION」の表記で並ぶこともあります。
公式の地形適性はリゾート5・パウダー4・パーク3とゲレンデ寄りに設定されています。体重があるライダーや経験を積んだ人が、大きなアイテムでも安定した着地を求めるときにおすすめのNIDECKERのリアエントリーモデルです。
Flow NX2 Hybrid

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Flow NX2 Hybrid |
| 履き方 | リアエントリー(Flow Design) |
| フレックス | 硬め |
| ベースプレート | Aluminium NX2 |
| ハイバック | Nylon+ FX Uniback |
「Flow NX2 Hybrid」は、NIDECKERのNX2のアルミシャーシはそのままに、Hybridストラップでクラシックなフリースタイルの感覚に仕上げたモデルです。硬さとベースプレート、ハイバックはFusion版のFlow NX2と共通で、ストラップの構成が異なります。
公式の地形適性もFlow NX2と同じで、リゾート5・パウダー4・パーク3に設定されています。NX2のパワーが欲しく、つま先の締め具合は2ストラップのように細かく調整したい人には、Fusion版よりもFlow NX2 Hybridがおすすめです。
Flow Fuse

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Flow Fuse |
| 履き方 | リアエントリー(Flow Design) |
| フレックス | やや硬め |
| ベースプレート | Nylon+ Fuse |
| ハイバック | Nylon+ FX Uniback |
「Flow Fuse」は、NIDECKERのFlow DesignでFenixとNX2の間の硬さに位置づけられた、Mid-StiffのFusionストラップ版です。パークでの遊びからゲレンデ全体のライン取りまでこなすモデルで、26-27は新色のCherryが加わりました。
公式の地形適性はリゾート4・パウダー4・パーク3のバランス型で、硬すぎず柔らかすぎない乗り味を求める中級者に向いています。グラトリ(平地でボードを回したり弾いたりするトリック)やパークとカービングの両方を楽しみたいライダーにおすすめのNIDECKERのビンディングです。
Flow Fuse Hybrid

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Flow Fuse Hybrid |
| 履き方 | リアエントリー(Flow Design) |
| フレックス | やや硬め |
| ベースプレート | Nylon+ Fuse |
| ハイバック | Nylon+ FX Uniback |
「Flow Fuse Hybrid」は、Flow FuseのストラップをHybridに替えたNIDECKERのモデルで、Mid-Stiffの硬さはそのままです。公式の地形適性はリゾート4・パウダー4・パーク4と、パークの評価がFusion版より一段高く設定されています。
パーク中心でトリックを磨きたい中級者や、2ストラップの感覚に慣れていてリアエントリーへ乗り換えたい人には、Flow Fuse Hybridがおすすめです。つま先の締め具合を個別に合わせられるため、ブーツの形に合わせたフィット調整もしやすくなっています。
Flow Fenix

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Flow Fenix |
| 履き方 | リアエントリー(Flow Design) |
| フレックス | やや柔らかめ |
| ベースプレート | Nylon+ Axis Kush |
| ハイバック | Nylon+ Axis Uniback |
「Flow Fenix」は、国内カタログで「Flow Designのゴートゥモデル」「ベストセラーモデル」と紹介されている、NIDECKERのMid-Softのユニセックスモデルです。パークでのトリック練習からゲレンデのクルージングまで、1日を通して快適に滑れる設計に仕上げています。
サイズはSからXLまでそろい、Sは20.5〜22.5cmのブーツに対応します。初級〜中級者やレディース、はじめてリアエントリーを使う人におすすめで、NIDECKERのFlow Designの入門としても選びやすいモデルです。
Flow Nexus

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Flow Nexus |
| 履き方 | リアエントリー(Flow Design) |
| フレックス | 柔らかめ |
| ベースプレート | Nylon+ Axis |
| ハイバック | Nylon+ Axis Uniback |
「Flow Nexus」は、NIDECKERのFlow Designで最も柔らかいSoftフレックスのモデルです。ストラップを締める時間を減らし、滑る時間を増やしたい初級〜中級者に向けて設計されています。
公式の地形適性はリゾート3・パウダー3・パーク2で、高速域や大きなジャンプより、ゆったりしたペースで上達したい場面向きの設定です。スノーボードを始めたばかりでストラップの締め込みに時間を取られたくない人には、S〜XLまで男女問わず選べるFlow Nexusをおすすめします。
2ストラップシリーズ(調整幅の広い定番モデル)
2ストラップシリーズは、前からアンクルストラップとトゥストラップを締める従来型のNIDECKERのビンディングです。26-27は新しいModuleシャーシを採用したOrbit ProとOrbit、新作のComboが登場し、Kaon Plusは継続モデルとしてラインナップに残りました。ストラップ式ならではの細かなフィット調整を重視する人に向いています。
| モデル名 | フレックス | ベースプレート | ハイバック | アンクルストラップ | 地形適性(リゾート/パウダー/パーク) |
|---|---|---|---|---|---|
| Orbit Pro | 硬め | Alu/Nylon+ Module | Nylon+ InfinityBack Pro | Exo-Frame Pro | 4/4/5 |
| Orbit | やや硬め | Alu/Nylon+ Module | Nylon InfinityBack | Uni-Frame | 4/3/5 |
| Kaon Plus | やや硬め | Nylon+ Axis Kush Unibase | Nylon Meson Pro | Exo-Kush | 4/4/4 |
| Combo | 柔らかめ | Nylon+ Axis Unibase | Nylon Electron | Uni-Frame | 3/3/4 |
Orbit Pro

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Orbit Pro |
| 履き方 | 2ストラップ |
| フレックス | 硬め |
| ベースプレート | Alu/Nylon+ Module |
| ハイバック | Nylon+ InfinityBack Pro |
「Orbit Pro」は、NIDECKERのチームと一から作り上げた2ストラップの新しいフラッグシップモデルです。Stiffフレックスで、大きなアイテムに挑むための正確さとサポート力を備えています。
ハイバックはグラスファイバー14%のNylon+ InfinityBack Proで、内側のGecko Gripがかかとの浮きを抑えます。公式の地形適性はパークが5段階の5、リゾートとパウダーが4で、キッカー(ジャンプ台)やオールマウンテン(ゲレンデ全体を幅広く滑るスタイル)を攻め、セッティングを細かく詰めたい上級者向けのおすすめモデルです。
Orbit

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Orbit |
| 履き方 | 2ストラップ |
| フレックス | やや硬め |
| ベースプレート | Alu/Nylon+ Module |
| ハイバック | Nylon InfinityBack |
「Orbit」は、NIDECKERの公式サイトでラインナップの中で最も調整できる項目が多いビンディングとされる、Mid-Stiffの新作モデルです。ヒールカップやフットベッド(足裏が乗る部分)、トゥストラップの位置、ハイバックの向きまで調整できます。
公式の地形適性はパークが5、リゾート4・パウダー3で、パークのアイテムやジャンプを楽しむ中級者以上に向いています。自分の足やブーツに合わせてフィットを作り込みたい人におすすめの、NIDECKERの2ストラップです。
Kaon Plus
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Kaon Plus |
| 履き方 | 2ストラップ |
| フレックス | やや硬め |
| ベースプレート | Nylon+ Axis Kush Unibase |
| ハイバック | Nylon Meson Pro |
「Kaon Plus」は、クラシックな2ストラップを好むライダーに向けたNIDECKERの継続モデルで、Mid-Stiffのアグレッシブなオールマウンテン仕様です。パウダーのラインや地形遊び、パークでのライディングに必要なサポート力を備えています。
公式の地形適性はリゾートとパウダー、パークがすべて4のバランス型で、ストラップ式で山全体を滑りたい中級者や、素早いターンと大きなジャンプを楽しみたい人におすすめです。デザインはBio Seriesと合わせやすく、NIDECKERでボードとビンディングの見た目をそろえたい人も選びやすくなっています。
Combo

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Combo |
| 履き方 | 2ストラップ |
| フレックス | 柔らかめ |
| ベースプレート | Nylon+ Axis Unibase |
| ハイバック | Nylon Electron |
「Combo」は、やわらかいSoftフレックスに仕上げたNIDECKERの新作2ストラップです。かかとからつま先への反応はしっかり確保しつつ横方向にはしなりやすく作られており、プレスやグラブを練習しやすいうえ、フォームが多少崩れても扱いやすい特性を持っています。
公式の地形適性はパークが4、リゾートとパウダーが3とパーク寄りで、上達を目指す初級〜中級者やグラトリを始めたい人におすすめです。国内カタログでは同社ボードのCheat Codeとの組み合わせが提案されており、NIDECKERでボードとセットでそろえる選択肢もあります。
キッズシリーズ
キッズシリーズは、子どもの成長や年齢に合わせて選べるNIDECKERのジュニア向けビンディングです。どちらのモデルもキッズボードのScampとデザインをそろえられ、成長に合わせてサイズを調整できる2ストラップと、小さな子ども向けのワンストラップが用意されています。
| モデル名 | フレックス | ベースプレート | ハイバック | アンクルストラップ | 地形適性(リゾート/パウダー/パーク) |
|---|---|---|---|---|---|
| Ollie | やや柔らかめ | Nylon+ Youth Base | Nylon Youth Highback | Exo-Frame Youth | 4/3/4 |
| Pop | 柔らかめ | PC Kids Base | Nylon Kids Uniback | One Strap | 4/2/3 |
Ollie

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Ollie |
| 履き方 | 2ストラップ(キッズ) |
| フレックス | やや柔らかめ |
| ベースプレート | Nylon+ Youth Base |
| ハイバック | Nylon Youth Highback |
「Ollie」は、子どもの成長に合わせてサイズを調整できるNIDECKERのキッズ用2ストラップで、26-27に登場した新作です。グラスファイバー入りナイロンと一体成形TPUのストラップを使い、大人用と変わらない耐久性を持たせたMid-Softモデルに仕上げています。
サイズはS(20.5〜22.5cm)とM(23.0〜26.0cm)の2種類で、上達を目指すジュニアライダーにおすすめです。足が大きくなってもヒールカップを動かして合わせられるため、NIDECKERのビンディングを子どもに長く使ってほしい家庭にも選びやすくなっています。
Pop

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Pop |
| 履き方 | ワンストラップ(キッズ) |
| フレックス | 柔らかめ |
| ベースプレート | PC Kids Base |
| ハイバック | Nylon Kids Uniback |
「Pop」は、小さな子どもが楽しく滑り始めるために作られた、NIDECKERで最もシンプルなキッズ用ワンストラップモデルです。軽く柔らかいハイバックが、子どもが最初のターンをコントロールするのを助けます。
サイズはXS(17.0〜19.5cm)のみで、はじめてスノーボードに挑戦する幼い子どもにおすすめです。キッズボードのScampとあわせたScamp Setとしてそろえられるため、NIDECKERで子どものスノーボードデビューを準備したい家庭に向いています。
まとめ
この記事では、NIDECKERの特徴や独自テクノロジーを解説し、26-27の現行スノーボードビンディングを全モデル比較しました。NIDECKERのビンディングはSupermaticとFlow Design、2ストラップ、キッズ用に分かれ、どの方式でも履いた後はストラップ式に近い感覚で滑れます。
迷ったときは、ステップインの入門にOG Supermatic、リアエントリーの入門にFlow Fenix、2ストラップのオールラウンドにOrbitを基準にすると選びやすくなります。NIDECKERのスノーボードビンディング選びの参考になれば嬉しいです。



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