【YONEX】全スノーボードの種類と性能まとめ!おすすめの最新モデルも紹介

YONEX(ヨネックス)は1946年に創業以来、独自のカーボン技術をスポーツの世界に導入し続けてきた革新的なスポーツブランドです。テニスやバドミントンで培われた最先端の技術は、スノーボードにおいても「軽さ」と「反発力」を高い次元で両立させることを可能にしました。

YONEXはライダーのレベルや滑走スタイルに合わせた板のラインナップも非常に豊富です。フリースタイルからカービング、パーク、パウダーまで、あらゆるスノーボーダーのニーズに応えています。

この記事では、日本を代表するスポーツブランドであるYONEXのスノーボードについて、全モデルの特徴やテクノロジーをわかりやすく解説します。全種類のスノーボードの中からスタイル別のおすすめモデルもご紹介しますので、YONEXの板を使ってみようか迷っている人はぜひ参考にしてください。

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YONEXとはどんなスノーボードブランド?

YONEXとは1946年に日本で創業された国産スポーツブランドで、長年の経験による革新的なテクノロジーを搭載するスノーボード用品を展開しています。ライダーのパフォーマンスを極限まで高めることを追求し、特にカーボン素材(炭素繊維)を使用した「超軽量」+「高反発」を実現するYONEX独自のスノーボード設計が特徴です。

国産ならではの高い品質と信頼性もYONEXの魅力ですね。

世界初の全身カーボンスノーボード

YONEXのスノーボードが持つ最大の特徴は、テニスやバトミントンなどの分野で長年培われてきた、世界でも類を見ないカーボン技術です。1995年にYONEXは「世界初の全身カーボン」のキャッチコピーとともにスノーボード業界へ参入。木材コアが主流だった時代に「軽量」「高反発」「耐久性」を高次元で兼ね備える挑戦を続けてきました。

カーボン(炭素繊維)は超軽量かつ高剛性(硬い)という特徴があり、スノーボードに搭載することで、反発力とレスポンス、耐久性の向上、軽量化により取り回しが良くなるメリットが生まれます。ただしカーボンは加工が難しいため、スノーボードに活用するにはYONEXのような高度な技術が必要です。

YONEXのボードはフレックス(しなり)やトーション(ねじれ)のバランスを理想的な状態に仕上げ、ライダーのパワーを効率的に雪面に伝える正確な操作性を実現します。さらにナノ素材を配合することで結合力を高め、剛性と反発性を両立させながらも世界最軽量クラスのスノーボード開発を実現しています。

新潟の自社工場でのボード製造

YONEXは高性能素材の特性と精密な製造技術を最大限に引き出すため、スノーボードの設計から製造、品質管理に至るまで、すべてを国内の自社工場で一貫して行っています。熟練職人の手作業と高度な生産技術が融合することで、他社では再現できない革新的なスノーボードを生み出し続けています。

さらに2024年には新たな研究開発拠点として「YONEXパフォーマンスイノベーションセンター」が開設されました。この施設では最新鋭の設備と科学的な分析技術を駆使し、より高い精度での開発が実現。YONEXの企業目的である「独創の技術と最高の製品で世界に貢献する」を体現すべく、あらゆるライダーのパフォーマンスを最大限に引き出す革新的なものづくりが日々追求されています。

YONEXパフォーマンスイノベーションセンターは、25,400㎡の敷地に3階建ての研究開発棟を備えた大きな施設で、製造工場に隣接していることが強みです。開発施設と製造工場が迅速に連携することで、スノーボードの開発プロセスをスピーディかつ効率的に回すことができます。

YONEXボードの価格はやや高め

YONEXのスノーボードギアは、他のブランドよりも価格がやや高めなのがデメリットです。しかし、これはYONEXが「最高の一本をユーザーへ」というモノづくりの信念にもとづき、コストよりも品質を最優先に考えて、熟練職人による手作業や最高品質の素材を取り入れているためです。

「製造工程」「素材」「開発体制」のすべてにおいて妥協がないYONEXのスノーボードギアは、他のブランドでは到達できない品質と信頼性を兼ね備えています。価格だけを見れば高く感じるかもしれませんが、耐久性や性能は非常に高く、長く使い続けられるため、結果的にはコストパフォーマンスにも優れたスノーボードと言えます。

YONEXボードの特徴とテクノロジー

YONEXのスノーボードには、ボードの性能を劇的に向上させるための独自のテクノロジーが惜しみなく投入されています。以下に、YONEXのボードに搭載されている主要テクノロジーをご紹介します。

  • カーボンクロス複合成型
  • カーボンサンドイッチ構造
  • トレカM40X
  • クリック

カーボンクロス複合成型

「カーボンクロス複合成型」はYONEX独自のモノ作り精神を体現する、ボードの性能を根本から支える製造技術です。通常、ボードの製造には接着剤が多く使われますが、この技術では接着剤の使用を極力抑えながらカーボンシート(炭素繊維)を何層にも重ねて成型します。

ただ重ねるだけでなく、熟練の技術者が各モデルに合わせてカーボンシートの積層角度や配置を、わずか1度の違いまで細かく調整しています。この精密な調整によって、ボードのフレックス(しなり)とトーション(ねじれ)の最適なバランスを実現しました。

さらに成型時に結合力(強度)を高めながらも軽量化を実現しているため、持ち運びやボード操作時の負担が軽減され、疲れにくく質の高いライディングをサポートしてくれます。この技術こそが、カーボンスノーボードの進化を牽引してきたYONEXの基盤なのです。

カーボンサンドイッチ構造

「カーボンサンドイッチ構造」は高反発かつ超軽量スノーボードの原点ともいえる、YONEXが誇るスタンダードな構造です。この構造の最大の特徴は、補強材を使わずにカーボン繊維のみでボード全体を構成している点です。一般的なボードはウッド(木材)を芯材としていますが、この構造はカーボンシート自体が強度を担います。

カーボンシートを重ねる際、部分部分で編み込む角度を変化させた積層カーボンを用いることで、ボードの各部位に求められる強度やしなやかさを実現しています。この構造のボードに乗るメリットは、非常に軽いにも関わらず、しっかりと踏み込んだときに高い反発力(弾む力)を得られる点です。

補強材を使わないため、軽量化と同時にさまざまなフレックスとトーションの調整が可能となり、結果として操作がしやすく、ターンやオーリーといった動作がしやすいバランスの取れた乗り心地を実現します。カーボンによる高い反発力を体験したい人に最適な、YONEXの原点にして高性能な構造です。

トレカM40X

YONEXのボードに搭載される「トレカM40X」は、東レ株式会社が開発した非常に革新的な次世代炭素繊維素材です。通常は両立が難しいとされる「高強度」と「高弾性率」という相反する性質を極限まで追求したもので、簡単に言えば「軽くて非常に強く、しかもよく弾む」という特徴を持っています。

YONEXでは、このトレカM40XをボードのISOコア(芯材)に内蔵されるカーボンチューブに組み込むことで、ボード全体の強度と反発性能を大幅に向上させています。オーリーやキッカーで踏み込んだ際に爆発的な反発力を得られるため、ボードの反発を活かした高いエアやトリックへとスムーズにつなげることが可能です。

クリック(CRIC)

「クリック(CRIC)」は、フリースタイル系のトリックを目指すライダーのために開発された、YONEX独自の軽量スウィングウェイト構造です。板の先端部分までアラミドハニカムという軽量素材を敷き詰めた構造を施すことで、ボード先端の重量を極限まで軽くし、回転時の遠心力を軽減します。

CRIC=「Centrifugal force Reduction Internal Core(遠心力軽減コア)」

クリック構造によってスウィングウェイトが軽量化されることで、グラトリやパークなどフリースタイルにおいての取り回しやすさが飛躍的に向上します。軽快なボード捌きや高回転スピンなどのトリックを目指したい人にとって、YONEXのクリック構造は大きな助けになります。

YONEXの板の形状と種類

YONEXのスノーボードに採用されている形状は、ライダーの求める滑走フィールドや技術レベル、ライディングスタイルに合わせて最適化されています。YONEXで採用されているスノーボード形状の種類は以下のとおりです。

  • NORMAL CAMBER(ノーマルキャンバー)
  • ULTIMATE CAMBER(アルティメイトキャンバー)
  • FLAT CAMBER(フラットキャンバー)
  • EASYRIDE CAMBER(イージーライドキャンバー)
  • EASYRIDE CAMBER 1/2(イージーライドキャンバー1/2)
  • FLOAT CAMBER(フロートキャンバー)

それぞれの形状の特徴やメリットを以下に解説します。

NORMAL CAMBER(ノーマルキャンバー)

YONEXの「ノーマルキャンバー」は、スノーボードのボトムラインにおける基本形状であり、長年にわたり多くのライダーに支持されています。ボードの中央部が上向きに反り上がり、ノーズとテール付近のみが雪面に接する伝統的な形状です。

ノーマルキャンバーの魅力はエッジグリップとボードの反発力が優れていることで、ライダーがボードを踏み込んだ際に高いジャンプ力を発揮します。また、ボードを踏み込む力がダイレクトに雪面に伝わるため、キレのあるカービングを習得しやすいです。

強い反発力や安定性を求めるライダーには最適ですが、エッジが雪面に引っかかりやすい(逆エッジになりやすい)という特性もあるため、初心者のライダーは正確な体重移動と基本姿勢が重要となります。YONEXのノーマルキャンバー形状は、安定感と強い反発力を求めるオールラウンド志向のライダーにおすすめです。

ULTIMATE CAMBER(アルティメイトキャンバー)

YONEXの「アルティメイトキャンバー」は、ノーマルキャンバーの持つ高い反発力と性能を、フリースタイル要素へと特化させるために開発された形状です。この形状の最大の特徴は、通常のキャンバーに比べて板のたわみ(反り)を30%アップさせていることで、ボードのスナップ力(弾く力)が大きく向上しています。

たわみを大きく取ることで踏み込んだときに弾き返される力も強くなるため、オーリーやノーリー時に爆発的なパワーを生み出し、高さのあるジャンプを可能にします。小さな力でも効率よく反発力を引き出せるようになり、ジャンプ時の滞空時間も伸びるため、スピン・弾き系のグラトリにもおすすめの形状です。

FLAT CAMBER(フラットキャンバー)

YONEXの「フラットキャンバー」は、滑走面がほぼ平らな状態になっているボトムライン形状を指します。ターン時にエッジの引っ掛かりがほとんど起きないので、ボードの取り回しやすさが非常に良く、初心者の逆エッジのリスクも大幅に軽減されます。

ボード全体が雪面にフラットに接しているため低速域での安定性が高く、雪質の変化にも対応しやすい面でのコントロール性能に優れています。また、ボードの片足を上げるプレスや板のトーション(ねじり)を使ったトリックが非常にしやすくなるため、乗り系(バター系)のグラトリやパークでのジブにおすすめの形状です。

EASYRIDE CAMBER(イージーライドキャンバー)

「イージーライドキャンバー」は、キャンバー形状の持つメリット(反発力と安定性)を保持しつつ、ボードの取り回しやすさを向上させたYONEXの独自形状です。キャンバーのグリップ部分をフラットにすることで、踏み込みによる反発力を維持しながらエッジの引っ掛かりを最小限に抑えてくれます。

特にターン導入時や低速での操作がスムーズになり、初心者でもストレスなくカービングやフリーランを楽しめます。イージーライドキャンバーは非常にバランスの取れた形状で、キャンバーの性能は欲しいけれど、より簡単・快適に雪山全体を楽しみたいと考えるオールラウンド志向のライダーにおすすめの汎用性の高い形状です。

EASYRIDE CAMBER 1/2(イージーライドキャンバー1/2)

YONEXの「イージーライドキャンバー 1/2」は、ノーズ部分にのみフラットな部分を取り入れた独特な形状です。この形状により、キャンバー形状の持つ強いグリップ力と反発力を活かしながら、ターンの操作性と前方方向への推進力を高めています。

ノーズがフラットになることで、通常のキャンバーボードのようにノーズ側のエッジが雪面に強く引っかかりすぎるのを防ぎ、ボードが自然にターンへと移行しやすくなります。これにより、初心者の方でもスムーズで流れるようなターンを習得することが可能です。

全体的にキャンバーの長所も保持しているため、ターン後半にはしっかりとしたエッジグリップと反発を得られ、キレのあるエッジングや高さのあるジャンプもできます。スイッチスタンスでの滑走には不向きですが、フリーランなどゲレンデ全体を気持ちよく滑りたい人におすすめの形状です。

FLOAT CAMBER(フロートキャンバー)

「フロートキャンバー」は、主にディープパウダーでの浮力とフリーランでの加速性能を追求したYONEX独自の形状です。後ろ足(テール)を踏み込むことでボードのノーズが自然に浮き上がるように設計されているため、ふかふかの深雪パウダーでの優れた浮遊感を味わえます。

ゲレンデでのフリーランにおいても後ろ足を踏み込むことでターン後半に強く加速できるので、スピードを出したカービングにも対応します。フロートキャンバーは主にパウダーボードに採用されており、ふかふかの深雪での快適な浮遊感を味わいたい人におすすめの形状です。

YONEXボード全モデルの性能を比較

ここではYONEXの全モデルの種類と違いを解説します。26-27シーズンのYONEXのスノーボードは、アルペン・カービング・フリーライド・オールラウンド・フリースタイルという5つのカテゴリーで構成されており、カーボンを型に入れて一体成型する独自の製法をすべてのモデルに共通して採用しています

カテゴリーごとに板の硬さとシェイプの狙いが大きく変わるため、滑るスタイルが決まっていれば選ぶ範囲は自然と絞られる仕組みです。以下ではカテゴリー別の比較表を示し、そのあとに各モデルの詳細を順に紹介します。

YONEXのスノーボードを、アルペンからフリースタイルまで以下のカテゴリ別に紹介します。

  • ALPINE(アルペン)
  • CARVING(カービング)
  • FREERIDE(フリーライド)
  • ALL AROUND(オールラウンド)
  • FREESTYLE(フリースタイル)

ALPINE(アルペン)

アルペンは、ハードブーツとアルペン用ビンディングを使う競技志向のカテゴリーです。ウエスト幅を200mm前後まで絞り込み、エッジからエッジへの切り替え速度を最優先した設計になっています。YONEXのアルペンモデルはフレックス違いの2仕様が用意されており、比較表のあとに詳細を紹介します。

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モデル名シェイプサイドカーブフレックスセットバックサイズ展開(cm)
THE C HARD FLEXディレクショナルダブル非常に硬め30〜60mm162/172/182
THE C SOFT FLEXディレクショナルダブル硬め30〜60mm162/172/182

THE C HARD FLEX

THE C HARD FLEXの製品画像

項目内容
モデル名THE C HARD FLEX
シェイプディレクショナル
サイドカーブダブル
フレックス非常に硬め
セットバック30〜60mm
サイズ展開(cm)162/172/182

「THE C HARD FLEX」は、YONEXのアルペンカテゴリーで最も硬い仕様に設定されたスノーボードです。ウエスト幅は200〜201mmと一般的なフリースタイルボードより50mm以上細く、体重を預けた瞬間にエッジが立ち上がる反応の速さを狙っています

サイドカーブは11000/12000mm(162cm)から19000/20000mm(182cm)まで、レングスが伸びるほど大きな半径に設計されています。セットバックも162cmの30mmから182cmの60mmへと段階的に深まり、長いレングスほど直進安定性に振った味付けです。有効エッジは1490〜1700mmに達し、高速域でエッジが抜けにくい構造になっています

硬さの分だけ板を踏み込む脚力とハードブーツの扱いに慣れが求められるため、初めてアルペンに乗る方には荷が重い1本です。YONEXの「THE C HARD FLEX」は、大会で使うスノーボードを探している競技志向のアルペンライダーにおすすめです。

THE C SOFT FLEX

THE C SOFT FLEXの製品画像

項目内容
モデル名THE C SOFT FLEX
シェイプディレクショナル
サイドカーブダブル
フレックス硬め
セットバック30〜60mm
サイズ展開(cm)162/172/182

アルペン向けの形状はハードフレックス版と共通のまま、板のしなりを取りやすくしたモデルとして「THE C SOFT FLEX」が登場しました。全長・有効エッジ・サイドカーブ・ウエスト幅はすべてYONEXの「THE C HARD FLEX」と同一で、違いはフレックスの設定に絞られています。

柔らかいといってもフリースタイル系と比べれば十分に硬く、SW値は108〜113とアルペン特有の細身のレンジに収まります。板をたわませて雪面を捉える動きが出しやすいぶん、低速域でもターン弧が作りやすく、荷重のタイミングを覚えていく段階で扱いやすい設定です

サイズは162cm・172cm・182cmの3本立てで、セットバックはハードフレックス版と同じくレングスに応じて30〜60mmまで深まります。YONEXの「THE C SOFT FLEX」は、アルペンボードに乗り始めた方や、硬い板で脚が音を上げてしまう方におすすめのモデルです

CARVING(カービング)

カービングは、ソフトブーツのままアルペンに近い深い前傾角度で滑るためのカテゴリーです。テール側を切り落としたハンマーヘッド形状と、ノーズ・センター・テールで半径を変えるトリプルサイドカーブを組み合わせ、高速域でのエッジグリップを高めています。硬めのフレックスで構成されたモデル群を、比較表のあとに紹介します。

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モデル名シェイプサイドカーブフレックスセットバックサイズ展開(cm)
SYMARC MGハンマーヘッドトリプル硬め40mm151/156/160/164
THRUSTハンマーヘッドトリプル硬め40mm157/161/165/169
SYMARCハンマーヘッドトリプルやや硬め40mm151/156/160/164

SYMARC MG

SYMARC MGの製品画像

項目内容
モデル名SYMARC MG
シェイプハンマーヘッド
サイドカーブトリプル
フレックス硬め
セットバック40mm
サイズ展開(cm)151/156/160/164

「SYMARC MG」は、スノーボード板として世界で初めてマグネシウム素材のAZ31を搭載したYONEXのカービングモデルです。AZ31は最軽量かつ最大の比強度を持つ金属素材で、板の重量を抑えたまま高速域のばたつきを抑え込む役割を担っています

サイドカーブは151cmで8800/8200/9000mm、164cmで11800/11200/13000mmと、ノーズ・センター・テールで異なる半径を組み合わせた構成です。ターンの入り口では小さい半径で舵が利き、中盤から抜けにかけては大きい半径で伸びていく挙動になります。セットバックは全サイズ40mmで、テール側で踏ん張る滑りに合わせた配置です。

SW値は135〜150とカービング系のなかでも重い部類で、脚力のあるライダーが踏み込んで初めて性能が引き出されます。YONEXの「SYMARC MG」は、ソフトブーツでアルペンに迫る深い角度を狙う上級カービングライダーにおすすめです。

THRUST

THRUSTの製品画像

項目内容
モデル名THRUST
シェイプハンマーヘッド
サイドカーブトリプル
フレックス硬め
セットバック40mm
サイズ展開(cm)157/161/165/169

「THRUST」は26-27シーズンでYONEXがフルモデルチェンジを施したカービング向けスノーボードです。新素材のスタベラを投入しており、従来のエラストマーと比べて振動減衰性が約2.4倍に高められています。中速から高速にかけて雪面のビビりが減り、荒れた斜面でもエッジが飛ばされにくくなりました

形状面では従来型よりノーズを柔らかく仕上げ、有効エッジを5cm長く取っています。ノーズがしなって雪面に食いつくぶんターンの導入が軽く、後半は長いエッジで踏ん張りが効く配分です。サイズは157〜169cmの4本で、有効エッジは1295〜1415mm、サイドカーブは9900/9200/10200mmから11300/10500/11800mmまで用意されています。

セットバックは40mm固定、SW値は110〜118と、高速で板を走らせる前提の設定です。YONEXの「THRUST」は、スピードを上げても板が暴れない安定感を求めるカービングライダーにおすすめのモデルです

SYMARC

SYMARCの製品画像

項目内容
モデル名SYMARC
シェイプハンマーヘッド
サイドカーブトリプル
フレックスやや硬め
セットバック40mm
サイズ展開(cm)151/156/160/164

「SYMARC」は、アルペンボードのTHE Cのアウトラインを転用し、YONEXがハンマーヘッドモデルとして仕立てました。トーションとサイドカーブのバランスをレングスごとに変えており、細身のアルペン形状が持つ安定感をソフトブーツで扱える範囲に落とし込んでいます

ウエスト幅は244〜260mmで、マグネシウムを積むSYMARC MGよりSW値が112〜127と軽く収まります。板を振り出す動作が軽いため、カービングの合間にフリースタイル寄りの動きを混ぜても足を取られにくい設計です。サイドカーブはSYMARC MGと同じ151cmの8800/8200/9000mmから164cmの11800/11200/13000mmまでの構成になっています。

セットバックは40mm、サイズは151〜164cmの4本立てです。YONEXの「SYMARC」は、ハンマーヘッド形状を初めて試すライダーや、カービングとフリースタイルの両方を1本でこなしたい方におすすめします

FREERIDE(フリーライド)

フリーライドは、圧雪されていない斜面やパウダーを滑るためのカテゴリーです。ノーズを長く取ってテールを短く詰めたディレクショナル形状が中心で、セットバックも20〜30mmと深めに配置されています。硬めの1本から柔らかいパウダーツインまで幅があり、比較表のあとに各モデルを解説します。

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モデル名シェイプサイドカーブフレックスセットバックサイズ展開(cm)
REGNAディレクショナルダブル中程度10mm154/158
LUVARTHディレクショナルシングル中程度30mm148/153/158
GLIDEディレクショナルシングルやや柔らかめ20mm157/161
GRACEディレクショナルシングル柔らかめ20mm147/151
4XP POWTWINツインシングル柔らかめセンター155W/158W

REGNA

REGNAの製品画像

項目内容
モデル名REGNA
シェイプディレクショナル
サイドカーブダブル
フレックス中程度
セットバック10mm
サイズ展開(cm)154/158

「REGNA」は、世界最軽量をうたうYONEXのフリーライド用フラグシップモデルです。ノーマルキャンバー(板の中央部が雪面から浮き上がる伝統的な形状)を採用し、154cmでSW値69、158cmで74という数値に軽さが表れています。

サイドカーブは154cmが8200/7750mm、158cmが8600/8150mmのダブル構成で、ノーズ側を大きくテール側を小さく設定しています。ターンの入りでは大きな半径が弧を描き、抜けでは小さい半径が板を回し込む配分です。有効エッジは1195〜1225mm、セットバックは10mmと浅く、ツリーランからカービングまで守備範囲が広く取られています

軽さを最優先した構造のため、荒れた雪面を高速で押さえ込む用途ではTHRUSTのような重い板に分があります。YONEXの「REGNA」は、1日中山を動き回るバックカントリーや、取り回しの軽さを何より重視するフリーライダーにおすすめです。

LUVARTH

LUVARTHの製品画像

項目内容
モデル名LUVARTH
シェイプディレクショナル
サイドカーブシングル
フレックス中程度
セットバック30mm
サイズ展開(cm)148/153/158

ノーズ長295mmに対してテール長125mmという極端な配分を持つのが、YONEXの「LUVARTH」です。前後の長さの差がそのまま浮力の差になり、深い雪でも後ろ足に体重を残さずノーズが上がってくれます

セットバックは全サイズ30mmと、フリーライドカテゴリーのなかでも深い設定です。サイドカーブは148cmで8100mm、158cmで8500mmのシングル構成で、パウダーを抜けたあとの圧雪バーンでは大きな弧を安定して描きます。有効エッジは1090〜1160mm、ウエスト幅は251〜258mmです。

テールが短いぶんスイッチスタンス(逆向きで滑る姿勢)での安定感は望めず、進行方向を決めて滑るスタイルに用途が絞られます。YONEXの「LUVARTH」は、パウダーと深回りのフリーカービングを軸に組み立てるライダーにおすすめの1本です。

GLIDE

GLIDEの製品画像

項目内容
モデル名GLIDE
シェイプディレクショナル
サイドカーブシングル
フレックスやや柔らかめ
セットバック20mm
サイズ展開(cm)157/161

「GLIDE」は、地形もパウダーも1本でこなす万能フリーライドとしてYONEXが位置づけているスノーボードです。パウダーボード専用構造のセントロイドを積み、ノーズ側にハニカム材を配置して重量を削りながら、スタンス位置をセンター寄りに保っています。

26-27シーズンでは新たにサーボフィルターという構造が加わり、パウダーでの浮力を確保したままカービング性能を引き上げました。滑走面はISO SPEED 7500グラファイト、チップ部にはテニスラケットの技術から応用したアイソメトリックチップを採用しています。サイズは157cmと161cmの2本で、サイドカーブは7500mmと7850mm、セットバックは20mmです。

ノーズ長255mmに対しテール長190mmという配分で、深雪での浮きと圧雪での踏ん張りを両立させています。YONEXの「GLIDE」は、コースもツリーランも回りたいオールラウンドなフリーライダーにおすすめのモデルです。

GRACE

GRACEの製品画像

項目内容
モデル名GRACE
シェイプディレクショナル
サイドカーブシングル
フレックス柔らかめ
セットバック20mm
サイズ展開(cm)147/151

「GRACE」は、YONEXがGLIDEの設計思想を女性ライダー向けに仕立て直したフリーライドモデルです。147cmと151cmの2サイズ展開で、有効エッジは1085〜1125mm、SW値は91と96に抑えられています

セントロイドとサーボフィルターの組み合わせはGLIDEと共通で、パウダーでの浮力とカービング時のグリップを両立させる構成です。サイドカーブは147cmが6700mm、151cmが7850mmで、短いレングスには小さい半径を与えて小回りが利くようにしてあります。セットバックは20mmです。

フレックスはフリーライドのなかで柔らかい側に置かれており、体重が軽いライダーでも板をたわませやすい設定になっています。深雪を攻め込む硬さは持たないぶん、扱いやすさに振った1本です。YONEXの「GRACE」は、パウダーに挑戦し始めた女性スノーボーダーにおすすめします。

4XP POWTWIN

4XP POWTWINの製品画像

項目内容
モデル名4XP POWTWIN
シェイプツイン
サイドカーブシングル
フレックス柔らかめ
セットバックセンター
サイズ展開(cm)155W/158W

「4XP POWTWIN」は、ツインシェイプのままパウダーへ対応させたYONEXの変化球モデルです。ノーズ・テールともに227.5mmの対称形状でセットバックはセンター、それでいて155Wと158Wというワイドサイズだけで展開しています。

ウエスト幅は261mmと263mmと広く、面で雪に乗る浮力を確保しています。有効エッジは1160mmと1190mm、サイドカーブは8000mmと8300mmのシングル構成です。SW値は100と101で、フリーライドカテゴリーのなかでは重量のある部類に入ります

対称形状のためスイッチスタンスでの走行やパウダーでのスピン系の遊びに対応し、ディレクショナルなパウダーボードでは難しい動きが選べます。YONEXの「4XP POWTWIN」は、深雪でもフリースタイルの動きを捨てたくないライダーにおすすめのスノーボードです。

ALL AROUND(オールラウンド)

オールラウンドは、ゲレンデで起こることをひととおりこなすカテゴリーです。ノーズをテールよりわずかに長く取るディレクショナルツイン形状とセットバック10mmを共通の骨格とし、カービングからパイプ、キッカーまで幅広く対応します。YONEXの主力モデルが並ぶ帯で、比較表のあとに詳細を紹介します。

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モデル名シェイプサイドカーブフレックスセットバックサイズ展開(cm)
REVディレクショナルツインダブルやや硬め10mm150/153/156/159
SMOOTHディレクショナルツイントリプル中程度10mm139〜162(W含む)
SLEEKディレクショナルツイントリプル中程度10mm138/142/146
SMOOTH SHORTIEディレクショナルツインダブルやや柔らかめ10mm120/126/132
NEXTAGEディレクショナルツイントリプル柔らかめ10mm142/147/150/153/156/158

REV

REVの製品画像

項目内容
モデル名REV
シェイプディレクショナルツイン
サイドカーブダブル
フレックスやや硬め
セットバック10mm
サイズ展開(cm)150/153/156/159

「REV」は、オールラウンドカテゴリーのなかでYONEXが最も硬い側に配置しているスノーボードです。ハーフパイプの壁を叩いたときに得られる反発と、カービングでの踏み応えを両立させる狙いで組まれています

サイドカーブは150cmで8050/7600mm、159cmで9000/8550mmのダブル構成です。ノーズ側に大きい半径、テール側に小さい半径を置くことで、ターンの導入は緩やかに、抜けは素早く仕上がります。有効エッジは1165〜1245mm、ウエスト幅は241〜252mm、SW値は79〜89と軽量に収まっています。

硬さがある分、パークで小さく刻む動きよりも、スピードを乗せた大きなターンやパイプで力を発揮しやすい特性です。板を踏み切る脚力が前提になるため、初心者が最初に選ぶ1本ではありません。YONEXの「REV」は、パイプとカービングの両方を突き詰める中上級ライダーにおすすめです。

SMOOTH

SMOOTHの製品画像

項目内容
モデル名SMOOTH
シェイプディレクショナルツイン
サイドカーブトリプル
フレックス中程度
セットバック10mm
サイズ展開(cm)139〜162(W含む)

「SMOOTH」は、YONEXのオールラウンドを代表する主力スノーボードで、26-27シーズンに新しいトリプルサイドカーブを得ました。ターンの入り口・中盤・抜けでそれぞれ異なる半径が働き、139cmでは6000/6800/6000mm、162Wでは8900/9300/8900mmという構成になっています。

構造には軽量化を担う新iCRICとカーボンスクエアチューブを組み合わせ、素材面では東レのナノアロイ技術を応用したナノメトリックXTを高強度カーボンに複合しています。振動吸収性と粘り強さを併せ持つ素材で、板がたわんだあとの戻りが穏やかにまとまる特性です。チップ部にはアイソメトリックチップを配置しました。

サイズは139cmから162Wまで9本と、YONEXのラインナップで最も幅広い展開です。体格を問わず適正レングスが見つかります。オールラウンドを名乗るとおり突出した尖りはなく、1本で全部済ませたい人に向く設計です。YONEXの「SMOOTH」は、滑る場所を選ばず日々のゲレンデを楽しみたいスノーボーダーにおすすめのモデルです。

SLEEK

SLEEKの製品画像

項目内容
モデル名SLEEK
シェイプディレクショナルツイン
サイドカーブトリプル
フレックス中程度
セットバック10mm
サイズ展開(cm)138/142/146

「SLEEK」は、SMOOTHの設計を女性ライダーの脚力に合わせて組み直し、YONEXがオールラウンドモデルとして展開しています。板をたわませるのに必要な力を軽くし、カービングと地形遊びの両方に対応させています

トリプルサイドカーブはSMOOTHと同じ思想で、138cmが6600/7050/6600mm、146cmが7250/7650/7250mmという設定です。有効エッジは1065〜1125mm、ウエスト幅は231〜237mm、SW値は66〜73と軽く、リフト待ちやハイクアップでの負担も小さく収まります。セットバックは10mmです。

サイズは138cm・142cm・146cmの3本で、身長160cm前後までのライダーが中心の想定になります。長めのレングスを求める場合はSMOOTHから選ぶことになります。YONEXの「SLEEK」は、扱いやすさを保ったままカービングも練習したい女性スノーボーダーにおすすめです。

SMOOTH SHORTIE

SMOOTH SHORTIEの製品画像

項目内容
モデル名SMOOTH SHORTIE
シェイプディレクショナルツイン
サイドカーブダブル
フレックスやや柔らかめ
セットバック10mm
サイズ展開(cm)120/126/132

120cm・126cm・132cmという短いレングスだけで構成されているのが、YONEXの「SMOOTH SHORTIE」です。通常のスノーボードより30cm以上短く、板を回す動作が驚くほど軽くなります

サイドカーブは120cmで6300/5900mm、132cmで6750/6350mmのダブル構成です。有効エッジは870〜1015mm、ウエスト幅は212〜222mmと小さくまとまり、SW値は54〜66に収まります。セットバックは10mmで、短いながらもノーズ側に進行方向を持たせた配分です。

短さゆえに高速域での直進安定性は長い板に譲りますが、ゲレンデの地形をひとつずつ拾って遊ぶ滑り方では取り回しの軽さが効きます。素材はSMOOTHと同じ高強度カーボン系の構成です。YONEXの「SMOOTH SHORTIE」は、小柄なライダーや、短い板で遊びの幅を広げたい方におすすめします。

NEXTAGE

NEXTAGEの製品画像

項目内容
モデル名NEXTAGE
シェイプディレクショナルツイン
サイドカーブトリプル
フレックス柔らかめ
セットバック10mm
サイズ展開(cm)142/147/150/153/156/158

「NEXTAGE」は、YONEXのオールラウンドカテゴリーで最も柔らかい側に置かれたスノーボードです。トリプルサイドカーブを採用し、142cmで6900/7300/6900mm、158cmで8450/8950/8450mmという半径構成になっています。

有効エッジは1085〜1225mm、ウエスト幅は232〜249mm、SW値は80〜96です。セットバックは10mm、ノーズ185mmに対しテール180mmという差の小さいディレクショナルツイン形状で、スイッチスタンスでの走行にも無理がありません

柔らかいフレックスは低速でも板がたわむ利点がある一方、高速カービングで踏み込んだときの粘りはREVやSMOOTHに及びません。142cmから158cmまで6サイズが揃い、初めてのマイボードとして選びやすい幅があります。YONEXの「NEXTAGE」は、これからカービングやパイプに挑戦していく初級〜中級のスノーボーダーにおすすめのモデルです。

FREESTYLE(フリースタイル)

フリースタイルは、グラウンドトリックとパークライドに軸足を置いたカテゴリーです。ノーズとテールが同寸のツインシェイプとセンタースタンスで統一され、前後どちらに進んでも同じ挙動になるよう組まれています。26-27シーズンは3モデルが新形状に切り替わりました。比較表のあとに各モデルを解説します。

スクロールできます
モデル名シェイプサイドカーブフレックスセットバックサイズ展開(cm)
STYLAHOLICツインシングル中程度センター138〜160(W含む)
ACHSEツインシングル中程度センター138/141/144/147/150/153/156
4XPツインシングルやや柔らかめセンター138〜160(W含む)
GROWENTツインシングル柔らかめセンター147/150/153/156
DECLICツインシングル柔らかめセンター135/138/141/144

STYLAHOLIC

STYLAHOLICの製品画像

項目内容
モデル名STYLAHOLIC
シェイプツイン
サイドカーブシングル
フレックス中程度
セットバックセンター
サイズ展開(cm)138〜160(W含む)

「STYLAHOLIC」は、YONEXのフリースタイルカテゴリーで最も硬い側に位置するパークライド向けスノーボードです。キャンバー形状とツインシェイプを組み合わせ、キッカーの踏み切りで反発を受け取りやすい構成になっています

軽量スウィングウェイト構造のCRICを搭載し、アラミドハニカムとカーボンチューブで遠心力を抑えることで、回転系のトリック中に板が振り回されにくくなっています。サイドカーブは138cmの7000mmから160Wの8600mmまでのシングル構成で、有効エッジは1050〜1240mmです。SW値は69〜90に収まります。

サイズは138cmから160Wまで7本で、ワイドサイズも2本用意されています。硬めのフレックスは低速でのプレス系トリックには重く、パークでスピードを出す滑りに合った設定です。YONEXの「STYLAHOLIC」は、キッカーやジブを本格的に攻めるパークライダーにおすすめします。

ACHSE

ACHSEの製品画像

項目内容
モデル名ACHSE
シェイプツイン
サイドカーブシングル
フレックス中程度
セットバックセンター
サイズ展開(cm)138/141/144/147/150/153/156

グラウンドトリックに特化したYONEXのモデルが「ACHSE」です。26-27シーズンでイージーライドキャンバー(前後をフラットにし中央にキャンバーを残す形状)へ切り替わり、ティップ部でのエッジの引っかかりを抑えながら踏み込みやすさを保っています

前モデルより全長を15mm詰め、アイソメトリックチップを組み合わせたことで、回転・プレス・ずらし・弾きのどの動作でも取り回しが軽くなりました。足元にX字状のカーボンリボンを配置するX MORE POP TIPを積み、センターの柔らかさを保ったまま鋭い反発を引き出します。サイドカーブは138cmの4900mmから156cmの6000mmと小径寄りです。

サイズは138cmから156cmまで7本の細かい刻みで、体格に合わせた1cm刻み前後の選択ができます。高速カービング向きの硬さは持たないため、用途はグラトリ中心です。YONEXの「ACHSE」は、高回転トリックと高さを表現したいグラトリライダーにおすすめのスノーボードです。

4XP

4XPの製品画像

項目内容
モデル名4XP
シェイプツイン
サイドカーブシングル
フレックスやや柔らかめ
セットバックセンター
サイズ展開(cm)138〜160(W含む)

「4XP」は、パークとグラウンドトリックを1本でこなすYONEXのオールラウンドなツインボードとして仕立てられました。積層カーボンの編み込み角度を変えるカーボンサンドイッチ構造を採用し、補強材に頼らずフレックスを作り分けています。

サイドカーブは138cmの7000mmから160Wの8600mmまでのシングル構成で、STYLAHOLICと同じ数値を共有しています。違いはフレックスで、4XPのほうが柔らかく設定されており、低速でも板をたわませやすくなりました。有効エッジは1050〜1240mm、ウエスト幅は238〜268mm、SW値は61〜100です。

サイズは138cmから160Wまで7本で、ワイドサイズを含む展開はSTYLAHOLICと共通です。パークのアイテムからゲレンデの地形遊びまで対応しますが、カービングでの踏み応えは硬いモデルに譲ります。YONEXの「4XP」は、パークとグラトリを行き来しながら滑るフリースタイルライダーにおすすめです。

GROWENT

GROWENTの製品画像

項目内容
モデル名GROWENT
シェイプツイン
サイドカーブシングル
フレックス柔らかめ
セットバックセンター
サイズ展開(cm)147/150/153/156

「GROWENT」は、低速から中速のプレス系トリックに狙いを定めたYONEXのソフトフレックスモデルです。26-27シーズンでACHSEと同じくイージーライドキャンバーへ移行し、全長も15mm短く詰められました。

ティップ部にV字状のカーボンを組み込み、板の反応をしなやかに保ちながら弾きに必要な反発を残しています。柔らかいフレックスは体重を預けたときのたわみが大きく、ノーズプレスやテールプレスで板を押さえ込む動作が軽くなります。サイドカーブは147cmの5300mmから156cmの6000mmで、有効エッジは1065〜1180mmです。

サイズは147cm・150cm・153cm・156cmの4本と、フリースタイルのなかでは中程度のレングス帯に絞られています。柔らかさの代償として高速域では板が暴れやすく、スピードを出す滑りには向きません。YONEXの「GROWENT」は、グラトリを覚え始めた初級〜中級ライダーにおすすめのモデルです。

DECLIC

DECLICの製品画像

項目内容
モデル名DECLIC
シェイプツイン
サイドカーブシングル
フレックス柔らかめ
セットバックセンター
サイズ展開(cm)135/138/141/144

「DECLIC」は、女性ライダー向けに仕立てられたYONEXのグラウンドトリック用スノーボードです。26-27シーズンではACHSEやGROWENTと同じイージーライドキャンバーと新形状を採用し、扱いやすさをさらに高めています

135cmから144cmという短めのレングス帯だけで構成され、サイドカーブは135cmの4800mmから144cmの5150mmと小径にまとめられています。有効エッジは1000〜1080mm、ウエスト幅は229〜238mm、SW値は68〜76と軽量です。センタースタンスで前後対称の挙動になります。

柔らかいフレックスと短い全長の組み合わせで、板を回す動作にほとんど力が要りません。そのぶん高速で滑り込む用途には合わず、ゲレンデでのトリック練習が主戦場になります。YONEXの「DECLIC」は、グラトリを始めたい女性スノーボーダーにおすすめの1本です。

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