【NIDECKER】スノーボード全モデル比較|26-27おすすめと違いを解説

  • NIDECKERのスノーボードは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • SensorとSensor Pro、EscapeとEscape Plusなど、似た名前のモデルの違いが知りたい
  • 自分のレベルや滑りたい場所に合う26-27のNIDECKERはどれ?

「NIDECKER(ナイデッカー)」は1984年に最初のスノーボードを製造したスイスの家族経営ブランドで、世界のトップライダーにも支持される老舗のスノーボードブランドです。インサートホールのパターンやサイドカットなど業界に広まった設計を数多く生み出し、スイスらしい細やかなフレックス設定に定評があります。

スノーボードは自分のレベルや滑りたい地形に合わないモデルを選んでしまうと、ターンのしやすさや上達のペース、滑り終えたあとの満足度にも影響します。NIDECKERは同じ名前に「Plus」「APX」「Pro」が付く上位版も多いため、各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、NIDECKERの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、26-27の現行スノーボードを全モデル比較します。レベルや滑るスタイル別のおすすめモデルも紹介しますので、NIDECKERのスノーボードが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

NIDECKERとはどんなスノーボードブランド?特徴と評判を紹介

NIDECKER(ナイデッカー)とは、1984年からスノーボードを作り続けるスイスのブランドです。ボードに加えてビンディングやブーツも展開し、独創的なシェイプと、Supermaticに代表される革新的なビンディングシステムなど、新しい技術の開発に定評があります。

NIDECKERのスノーボードは、上級者向けのカービングボードから子ども用のキッズボードまでラインナップが幅広く、どのモデルにもブランドが長年培ってきたシェイプのノウハウが注がれています。ブランドの歩みと考え方を知っておくと、モデルごとの設計の違いもつかみやすくなるでしょう。

NIDECKERの歴史・創業背景

NIDECKERの母体は、スイスのレマン湖畔の町ロールで100年以上の歴史を持つ家族経営の企業です。1984年に自社のプレス機から最初のスノーボードを送り出し、以来40年以上にわたってスノーボードを作り続けています。

国内向けカタログでは「40年以上スノーボーダーによって運営されてきた」ブランドとして紹介され、ライダーが望む商品を作る姿勢がNIDECKERの土台です。現在も家族経営の会社としてスイスアルプスに根ざし、長く使える道具づくりと、ホームである山の環境を守る取り組みを大切にしています。

40年以上の経験から生まれたNIDECKERのシェイプは、国内カタログでも「初日からしっくりくる設定」と紹介されています。長い歴史のあるスノーボードブランドを選びたいライダーにとって、NIDECKERは安心して候補に入れられるブランドです。

NIDECKERのブランドコンセプト

NIDECKERがカタログやWebサイトで掲げているのが「Different by Design」という言葉です。ターンの仕方やスタンス、選ぶラインはライダーごとに違い、NIDECKERはスタイルの違いを受け入れ、独創性こそが進化を生むという考え方でスノーボードを設計しています。

公式サイトによると、NIDECKERは100%ライダーが所有する独立系ブランドです。スキーやトレイルシューズには手を広げずスノーボードの開発に集中できる自由さが、サイドカットやインサートホールのパターンなど、型にはまらない発想につながってきました。

ライダーごとの違いを前提にしたNIDECKERのスノーボードは、同じジャンルの中でもシェイプやフレックスの選択肢が細かく用意されています。カービングやパウダー、パークなど自分の滑りのスタイルがはっきりしているライダーほど、好みに合うモデルを見つけやすいスノーボードブランドです。

NIDECKERの特徴・強み

NIDECKERの強みは、業界の標準になった技術を数多く生んできた実績です。国内カタログによると、NIDECKERは1990年にアシンメトリーボードを作り上げ、業界で初めて4×2インサートホールパターン(ビンディングを取り付けるネジ穴の配置で、現在は業界の標準規格)を採用しました。

モンブランやエベレストの山頂からの初滑走に使われたボードを作ったことも、国内カタログで紹介されているNIDECKERの歩みです。1998年に登場したフラッグシップモデル「Megalight」は現在もスノーボードラインナップの頂点にあり、ブランドのシェイプのノウハウが詰め込まれています。

NIDECKERの評判を支えているのが、世界で活躍するチームライダーの顔ぶれです。Mons RøislandやTaylor Gold、Craig McMorrisら海外のトップライダーに加え、飛田流輝(Ruki Tobita)や美谷島慎(Shin Biyajima)といった日本人ライダーもNIDECKERのスノーボードで滑っています。

国内カタログでは「Escape」が「チームライダーに愛されるベストセラー」と紹介されており、プロが選ぶモデルを一般のライダーも同じように手に取れます。トップライダーの声を反映して作られたスノーボードを選びたい人に、NIDECKERはおすすめのブランドです。

NIDECKERの機能とテクノロジー

ここでは、NIDECKERのスノーボードに搭載されている独自テクノロジーを解説します。NIDECKERはコアやソール、カーボンの入れ方をモデルごとに細かく変えており、どの技術が載っているかがグレードの違いを見分ける手がかりです。

衝撃吸収の機構から反発を高めるカーボン、サーフボードに着想を得た構造、自然界の形を取り入れた3Dシェイプまで、スノーボードの乗り味を左右する技術を取り上げます。技術ごとの得意分野を押さえておくと、後半の全モデル比較でNIDECKERの各モデルの違いが読み取りやすくなります。

NIDECKERのスノーボードに搭載されている主なテクノロジーは以下のとおりです。

  • Orbital Cushioning|インサート周りで衝撃を吸収する独自機構
  • Absorbnid|振動を抑えるトップシート
  • Pop Carbon・Pop Carbon Plus|反発と安定感を高めるカーボン補強
  • Booster Bars|足元の力をエッジへ伝える合金インレイ
  • Power Rails|サーフボードから着想したコンストラクション
  • Evolution Nose・Drop Out|自然界から生まれた3Dシェイプ

Orbital Cushioning|インサート周りで衝撃を吸収する独自機構

NIDECKERのOrbital Cushioningは、ビンディングを取り付けるインサート(ボードに埋め込まれたネジ受け)の周りに、衝撃吸収素材を組み込んだ独自技術です。前シーズンに導入され、26-27シーズンは搭載するスノーボードの数が広がりました。

NIDECKERはビンディングの接地面の真下に、衝撃吸収性に優れたウレタン素材(国内カタログではTPU素材と表記)を配置しています。カーボンシートやトップシートを重ねる方法と違い、振動を抑えたい足元だけを狙って制振する設計で、4×2インサートを業界標準にしたNIDECKERらしいインサート周りの改良です。

Orbital Cushioningを搭載したスノーボードは、硬く締まった圧雪バーンを高速で滑るときのバタつきや、ジャンプの着地で足裏に伝わる衝撃をやわらげます。足の疲れを抑えながら1日を通して滑りたいライダーや、ハイスピードで攻める上級者におすすめのNIDECKERの技術です。

Absorbnid|振動を抑えるトップシート

NIDECKERのAbsorbnidは、不要な振動を吸収するように設計されたトップシート(ボードの表面を覆う最上層の素材)です。NIDECKERの現行スノーボードでは、上級者向けからキッズ用まで全モデルの表面にAbsorbnidが使われています。

トップシートはグラフィックを載せてボードを保護する層ですが、NIDECKERはAbsorbnidに振動を吸収する役割も持たせました。制振のための部材を別に重ねる必要がないため、ボードの重さを増やさずに乗り心地を整えられます。

Absorbnidを採用したスノーボードは、荒れたゲレンデやアイスバーンでもボードのガタつきが足元に伝わりにくく、なめらかな乗り心地で滑れます。グレードに関係なく振動を抑えた乗り味を得られる点は、長時間滑るライダーにとってNIDECKERを選ぶ大きなメリットです。

Pop Carbon・Pop Carbon Plus|反発と安定感を高めるカーボン補強

NIDECKERのPop Carbonは、ボードにカーボンファイバーを部分的に配置して反発力を高める補強技術です。上位版のPop Carbon Plusはカーボンを入れる範囲を広げ、より強い反発と高速域での安定感を狙っています。

Pop Carbonはインサートからノーズとテールにかけてカーボンファイバーを入れ、オーリー(ノーズかテールをしならせて跳ぶ技)の反発を高めつつ、バタつきを抑えます。Pop Carbon Plusはコアの両面にノーズからテールまでカーボンを通し、NIDECKERはフレックス全体を強めることで、素早いエッジの反応と高速でのなめらかな乗り心地を両立させました。

名前に「Plus」や「APX」「Pro」が付くNIDECKERの上位版はPop Carbon Plusを採用していることが多く、同じ名前のモデルを見比べるときの目安になります。オーリーの高さや遊びやすさを重視するならPop Carbon、スピードを出して攻めるならPop Carbon Plusを載せたスノーボードがおすすめです。

Booster Bars|足元の力をエッジへ伝える合金インレイ

NIDECKERのBooster Barsは、ボードの両サイドに軽量合金のインレイ(はめ込み部材)を埋め込んだ独自技術です。国内カタログではTitanium Boostersと表記されており、上位のスノーボードに採用されています。

Booster Barsは、ライダーが足元で加えた入力をすぐにエッジへ伝える役割を担います。NIDECKERは公式サイトで「足元のアクセルペダルに最も近いもの」と表現しており、踏み込んだ瞬間にボードが反応する感覚を狙った設計です。

Booster Barsを搭載したスノーボードは、カービングでエッジを立てた瞬間や高速ターンの切り返しで反応が速く、思い描いたラインにボードを乗せやすくなります。硬いバーンでエッジを食い込ませて滑りたいカービング志向のライダーにおすすめのNIDECKERのテクノロジーです。

Power Rails|サーフボードから着想したコンストラクション

NIDECKERのPower Railsは、サーフボードから着想を得た独自のコンストラクション(ボード内部の積層構造)です。コアを上下の素材で挟んで側面をサイドウォール(ボードの側面を守る部材)で保護する一般的なサンドイッチ構造とは作りが異なり、上位のスノーボードに使われています。

Power Railsでは、角を丸く削ったウッドコアをトップシートで包み込み、薄いサイドウォールにつなげています。ボードの側面まで包み込む構造によって、ライダーの入力をエッジへダイレクトに伝えるのがNIDECKERの狙いです。

Power Railsを採用したスノーボードは、ターンの踏み込みに対してエッジがすぐに反応し、雪面をぐっとつかむ感覚が得られます。パウダーやサーフライドでも、加えた力に素直に反応するボードを求める中上級者におすすめのNIDECKERの構造です。

Evolution Nose・Drop Out|自然界から生まれた3Dシェイプ

NIDECKERのEvolution NoseとDrop Outは、ボードの形を立体的に作り込む3Dシェイピングの技術です。どちらも自然界の効率的な形から着想したNIDECKERのBio Seriesに使われ、サーフィンのように流れるターンにつながります。

Evolution Noseは3Dにカーブさせたノーズで、ボードがエッジからエッジへなめらかに転がるように切り替わります。Drop Outは猛禽類の尾羽の形から生まれたテールの設計で、NIDECKERはエッジを立てたときのコントロール性と、深く小回りの効くターンを両立させました。

Evolution NoseとDrop Outを備えたスノーボードは、パウダーや自然地形でターンを連続させたときの流れがスムーズです。地形に合わせてターンの弧を変えながら、サーフィンのような滑りを楽しみたいライダーにおすすめのNIDECKERの技術といえます。

NIDECKERの全種類の違いを比較

ここでは、NIDECKERの26-27スノーボードの全モデルの種類と違いを解説します。NIDECKERのラインナップは、ハイパフォーマンスモデルからBio Series、Snow.Surf Quiver、パーク向け、オールマウンテン向け、初心者とキッズ向けまで、用途ごとのグループに分かれているのが特徴です。

グループごとに比較表でシェイプやプロファイル、フレックス、得意な地形の違いを整理し、比較表の後に各モデルの詳細とおすすめのライダー像を紹介します。比較表の「得意な地形」は、NIDECKERの公式サイトが5段階で示すテレイン評価で高く評価されている地形です。

NIDECKERのスノーボードは、以下の6つのシリーズ・カテゴリに分けて解説します。

  • ハイパフォーマンスモデル
  • Bio Series(フリーライドモデル)
  • Snow.Surf Quiver(サーフライドモデル)
  • パーク・フリースタイルモデル
  • オールマウンテンモデル
  • 初心者・キッズ向けモデル

ハイパフォーマンスモデル

NIDECKERの技術を最も多く詰め込んだ、スノーボードラインナップの最上位に立つモデル群です。どちらもN-12000 Graphiteソール(グラファイトを加えたレース級の高密度シンタードソール)と、足元にフォージドカーボンを配したCarbon Cellを備え、上級者のハイスピードライディングに応えます。比較表の後に各モデルの詳細を紹介します。

スクロールできます
モデル名 シェイプ プロファイル フレックス コンストラクション 得意な地形
Megalight ディレクショナル Surfy CamRock 硬め N-Tech ゲレンデ/パウダー
Blade Pro ディレクショナル Camber 非常に硬め Premium Sandwich ゲレンデ

Megalight

Megalightの製品画像

項目 内容
モデル名 Megalight
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Surfy CamRock
フレックス 硬め
ソール N-12000 Graphite

「Megalight」は、1998年から続くNIDECKERのフラッグシップで、ブランドで最も技術的に進んだスノーボードという位置づけです。ディレクショナル(ノーズがテールより長く、前向きの滑走を重視した形)のシェイプに、ノーズを長めに反り上げたロッカーとボード中央が弓なりに浮くキャンバーを組み合わせたSurfy CamRockを採用し、フレックス(ボードのしなりやすさ)は硬めです。

NIDECKERで最も先進的な製法のN-TechとMega Coreを土台に、ノーズの木材の一部をフォージドカーボンに置き換えたZero_G Nose、テールの3D溝で雪を逃がすPow Diffuserを搭載しています。Orbital CushioningとBooster Bars、Carbon Cellまで加えた、ブランドの独自技術をほぼすべて詰め込んだスノーボードです。

公式のテレイン評価はゲレンデとパウダーが5段階中5、パークは1のため、パーク用途には向きません。ゲレンデの高速クルージングからビッグマウンテン、深いパウダーまで1本で攻めたい上級ライダーに、「Megalight」はおすすめできるフラッグシップです。

Blade Pro

Blade Proの製品画像

項目 内容
モデル名 Blade Pro
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Camber
フレックス 非常に硬め
ソール N-12000 Graphite

「Blade Pro」は、26-27シーズンに登場したNIDECKERの新モデルで、ゲレンデでのカービング(エッジを立てて弧を描くターン)に特化したスノーボードです。ディレクショナルシェイプにキャンバーを組み合わせ、フレックスはラインナップで最も硬い区分のPro-Stiffに設定されています。

NIDECKERは全長を抑えながら有効エッジ(雪面に接するエッジの長さ)を長く取り、細かな操作とエッジグリップを両立させました。N-12000 Graphiteソールに足元を安定させるCarbon Cell、入力をエッジへ伝えるBooster Barsを搭載し、160Wはウエストを広げて大きめのブーツでもカービングしやすくしています。

圧雪バーンで体を倒し込むカービングや、高速のロングターンを磨きたい上級者に向けて作られています。公式のテレイン評価はパウダーとパークがともに1と用途がはっきりしているため、2本目のカービング専用機として選ぶのもおすすめです。

Bio Series(フリーライドモデル)

Bio Seriesは、自然界の形から着想したアウトラインとEvolution NoseやDrop Outの3Dシェイピングを持つ、NIDECKERのフリーライド(パウダーや自然地形を自由に滑るスタイル)向けシリーズです。APXが付く上位版はPower RailsやPop Carbon Plusで反発とスピードを高めており、比較表の後に各モデルの特徴を紹介します。

スクロールできます
モデル名 シェイプ プロファイル フレックス コンストラクション 得意な地形
Alpha APX ディレクショナル Surfy CamRock やや硬め Power Rails ゲレンデ/パウダー/パーク
Beta APX ディレクショナル Surfy CamRock やや硬め Power Rails ゲレンデ/パウダー
Gamma APX アシンツイン Camber やや硬め Power Rails ゲレンデ/パーク
Alpha ディレクショナル Surfy CamRock やや柔らかめ Premium Sandwich ゲレンデ/パウダー/パーク
Beta ディレクショナル Surfy CamRock やや柔らかめ Premium Sandwich パウダー
Gamma アシンツイン CamRock やや柔らかめ Premium Sandwich パーク

Alpha APX

Alpha APXの製品画像

項目 内容
モデル名 Alpha APX
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Surfy CamRock
フレックス やや硬め
ソール N-9000 Sintered

「Alpha APX」は、NIDECKERがBio Seriesのフラッグシップと位置づけるオールマウンテン向けのスノーボードで、「Alpha」の自然由来のアウトラインに上位素材を組み合わせています。シェイプはディレクショナル、プロファイルはSurfy CamRockで、フレックスはやや硬めのMid-Stiffです。

Power Railsの薄いサイドウォールにLight Core、N-9000 Sinteredソール(高密度素材で作る滑走性の高いシンタードソール)、Pop Carbon Plusを組み合わせ、標準の「Alpha」より速く硬く、エッジグリップも高めています。ロッカー気味のノーズでパウダーでの浮力とエッジの切り替えのなめらかさも確保している点が、NIDECKERらしい作りです。

公式のテレイン評価はゲレンデが5、パウダーとパークが4と全地形で高く、どこへ持ち出してもコントロールしやすい性格を持ちます。パウダーからゲレンデ、地形遊びまで高いコントロール性能を求める中上級者に、おすすめしたいBio Seriesの最上位スノーボードです。

Beta APX

Beta APXの製品画像

項目 内容
モデル名 Beta APX
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Surfy CamRock
フレックス やや硬め
ソール N-9000 Sintered

「Beta APX」は、パウダー志向の「Beta」に上位素材を載せた、NIDECKERのバックカントリー(管理されていない自然の山岳エリア)向けディレクショナルモデルです。セットバック(スタンスをボード中央より後ろに下げる設定)は40〜50mmと大きめで、公式サイトでは日本の美谷島慎(Shin Biyajima)のお気に入りのボードと紹介されています。

ボリュームのあるノーズがサーフィンのような浮力を生み、Power RailsとLight Core、N-9000 Sinteredソール、Pop Carbon Plusでスピードとターンの精度を高めているのが特徴です。プロファイルはSurfy CamRock、フレックスはやや硬めのMid-Stiffで、深雪でもNIDECKERらしい反応の良さを保ちます。

公式のテレイン評価はパウダーが5段階中5で、パークは1にとどまります。自然地形やバックカントリーで新しいラインを探しながら滑りたいパウダー好きの上級者には、深雪の日のメインのスノーボードとしておすすめです。

Gamma APX

Gamma APXの製品画像

項目 内容
モデル名 Gamma APX
シェイプ アシンツイン
プロファイル Camber
フレックス やや硬め
ソール N-9000 Sintered

「Gamma APX」は、ノーズとテールを左右対称にしつつエッジだけを非対称にしたアシンツインシェイプの上位版で、NIDECKERのBio Seriesではフリースタイル寄りの性格を持つスノーボードです。プロファイルはキャンバー、フレックスはやや硬めのMid-Stiffに設定されています。

ターンが難しくなりがちなヒール側(かかと側)のサイドカット(ボード側面のくびれ)を短くし、どちらのエッジでもバランスよく曲がれるのがNIDECKERのアシンツインの特徴です。3Dに反らせたノーズとテールでバター(ボードをしならせながら雪面で回すトリック)がしやすく、Power RailsとN-9000 Sinteredソール、Pop Carbon Plusで反発も強めています。

公式のテレイン評価はパークが5、ゲレンデが4で、スイッチ(普段と逆向きの滑走)を交えたトリックとターンをどちらもこなせます。ナチュラル地形でワンランク上のフリースタイルを楽しみたい中上級者には、「Gamma APX」がおすすめです。

Alpha

Alphaの製品画像

項目 内容
モデル名 Alpha
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Surfy CamRock
フレックス やや柔らかめ
ソール N-7000 Hybrid

「Alpha」は、自然界の効率的な形から着想したNIDECKERのBio Seriesの基本形となるオールマウンテンモデルで、公式サイトではMathieu Crepelのようなクリエイティブなライダー向けと紹介されています。シェイプはディレクショナル、プロファイルはSurfy CamRockで、フレックスはやや柔らかめのMid-Softです。

スプーン状に3Dで反らせたノーズでパウダーでの浮力とターンへの入りやすさを高め、サイドカット後方の絞りで深雪ではテールが自然に沈みます。NIDECKERはMaster CoreとN-7000 Hybridソール(エクストルーデッドとシンタードの中間の性質を持つソール)、Pop Carbonを組み合わせ、扱いやすさと反発のバランスを取りました。

公式のテレイン評価はゲレンデとパウダー、パークがいずれも4で、地形を選ばずに遊べるバランスの良さが持ち味です。パウダーやゲレンデ、ツリーランを流れるように滑りたい中級者に、Bio Seriesの入り口としておすすめできるスノーボードです。

Beta

Betaの製品画像

項目 内容
モデル名 Beta
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Surfy CamRock
フレックス やや柔らかめ
ソール N-7000 Hybrid

「Beta」は、NIDECKERのBio Seriesで最もパウダーに寄せたモデルで、セットバックしたスタンスと大きなスプーンノーズ、短いスワローテール(テールの先端をツバメの尾のように割った形)を組み合わせています。プロファイルはSurfy CamRock、フレックスはやや柔らかめのMid-Softです。

テールを沈めながらノーズを浮かせる形状で、谷地形や大きな斜面を水が流れるように滑れるのがNIDECKERのパウダーボードらしい乗り味です。Master CoreとN-7000 Hybridソール、Pop Carbonを採用し、上位版の「Beta APX」よりもしなやかな踏み心地に仕上げています。

国内カタログが「初めてのフリーライディングに最適」と紹介しているとおり、パウダーの日を楽しむ最初のフリーライド用スノーボードとしておすすめです。テレイン評価はゲレンデも3あり、パウダー専用に限らず1日を通したクルージングにも使えます。

Gamma

Gammaの製品画像

項目 内容
モデル名 Gamma
シェイプ アシンツイン
プロファイル CamRock
フレックス やや柔らかめ
ソール N-7000 Hybrid

「Gamma」は、自然の形から着想したNIDECKERのアシンツインで、ターンのしやすさとフリースタイルの自由さを両立したスノーボードです。プロファイルはCamRock(ビンディング間のキャンバーと、ノーズとテールに同じ量のロッカーを組み合わせた形)、フレックスはやや柔らかめのMid-Softです。

ヒール側のサイドカットを短くしてどちらのエッジでも同じように曲がれるようにし、3Dに反らせたノーズとテールで前後どちらの向きでもなめらかに滑れます。NIDECKERはCamRockで有効エッジを短くし、Master CoreとN-7000 Hybridソール、Pop Carbonと組み合わせて、ターンの入りやトリックの着地に余裕を持たせています。

公式のテレイン評価はパークが5と最も高く、上位版の「Gamma APX」よりも柔らかく遊びやすい設定です。パウダーの地形やサイドヒット(コース脇の地形を使ったジャンプ)でトリックを楽しむ、ナチュラルフリースタイル派におすすめのスノーボードといえます。

Snow.Surf Quiver(サーフライドモデル)

Snow.Surf Quiverは、サーフィンの感覚を雪の上で楽しむために作られた、NIDECKERのサーフライド向けスノーボードシリーズです。いずれもPower RailsとLight Core、N-9000 Sinteredソール、Surfy CamRock、硬めのフレックスを共通に持ち、長さと形の違いで性格が分かれます。比較表の後に各モデルを紹介します。

スクロールできます
モデル名 シェイプ プロファイル フレックス コンストラクション 得意な地形
Mosquito ディレクショナル Surfy CamRock 硬め Power Rails ゲレンデ/パウダー
Smoke ディレクショナルアシン Surfy CamRock 硬め Power Rails ゲレンデ/パウダー
Gun ディレクショナル Surfy CamRock 硬め Power Rails ゲレンデ/パウダー

Mosquito

Mosquitoの製品画像

項目 内容
モデル名 Mosquito
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Surfy CamRock
フレックス 硬め
ソール N-9000 Sintered

「Mosquito」は、NIDECKERのSnow.Surf Quiverで最も短いショートファット(全長を短くして幅を広げたボード)で、サーフィンのボトムターンのような深い切り返しを雪の上で楽しむためのスノーボードです。シェイプはディレクショナル、セットバックは30mmに設定されています。

コンパクトなアウトラインと深めのサイドカットで、パウダーだけでなく圧雪や春の重い雪でも小回りの効くカービングができるのが強みです。Power RailsとLight Core、N-9000 Sinteredに加え、NIDECKERの公式サイトではBooster BarsとOrbital Cushioningの搭載も案内されています。

公式のテレイン評価はゲレンデが5、パウダーが4で、パークは1と低めの評価になっています。ツリーランや地形で素早いカットバック(ターンの向きを鋭く切り返す動き)を楽しみたい人や、後ろ足に乗ってサーフィンのように滑りたいライダーにおすすめのサーフ系スノーボードです。

Smoke

Smokeの製品画像

項目 内容
モデル名 Smoke
シェイプ ディレクショナルアシン
プロファイル Surfy CamRock
フレックス 硬め
ソール N-9000 Sintered

「Smoke」は、高速のソウルカーブ(スピードに乗った大きなターン)と浮力を両立した、NIDECKERのミッドレングスのスノーボードです。シェイプはディレクショナルアシン(長めのノーズと、ヒール側を短くしたサイドカットを組み合わせた形)で、セットバックは50mmに設定されています。

ヒール側に最適化したサイドカットで、かかと側のターンでもレールに乗るように曲がれ、ボリュームのあるノーズで深雪やコブも楽にこなせるのが特徴です。NIDECKERはPower RailsとLight Core、N-9000 Sinteredを採用し、公式サイトにはBooster BarsとOrbital Cushioningも搭載技術として並んでいます。

サイドカットの形がスタンスに合わせて作られているため、レギュラー(左足が前)用の159Rとグーフィー(右足が前)用の159Gが用意されており、自分のスタンスに合う向きを選ぶ必要があります。リゾートの高速クルージングで長いターンを描きたい人やパウダーランを楽しみたい人に向けて、おすすめしたいミッドレングスのスノーボードです。

Gun

Gunの製品画像

項目 内容
モデル名 Gun
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Surfy CamRock
フレックス 硬め
ソール N-9000 Sintered

「Gun」は、ビッグウェーブ用のサーフボード「ガン」を雪の上に持ち込んだ、全長174cmのNIDECKERのディレクショナルなスピードモデルです。公式サイトでは、伝説的なライダーMike Basichの愛用ボードとして紹介されています。

大きなノーズと長く引いたサイドカットで、長さがあってもターンしやすく仕上げたスノーボードです。ポプラとパウロニアを組み合わせたLight CoreとN-9000 Sinteredソール、Power Railsを採用し、NIDECKERの公式サイトでは足元のBooster BarsとOrbital Cushioningも紹介されています。

バックカントリーでのソウルターンやバンクドスラローム(バンクの付いたコースで行う旗門レース)、高速クルージングを楽しみたい上級者に向けて作られています。推奨体重は75kg以上と体格のあるライダーを想定しているため、パワーのある滑りで長いスノーボードを乗りこなしたい人におすすめです。

パーク・フリースタイルモデル

ノーズとテールが同じ形のトゥルーツインシェイプで、スイッチでの滑走やジャンプ、ジブ(レールやボックスなどの人工物に乗るトリック)を楽しむためのNIDECKERのスノーボードです。「Sensor」系はフレックスとプロファイルの強さ、コアとソールのグレードで段階的に分かれており、比較表の後に各モデルの違いを紹介します。

スクロールできます
モデル名 シェイプ プロファイル フレックス コンストラクション 得意な地形
Sensor Mons トゥルーツイン Camber Pro 非常に硬め Premium Sandwich ゲレンデ/パーク
Sensor Pro トゥルーツイン Camber Pro 硬め Premium Sandwich ゲレンデ/パーク
Tape Deck トゥルーツイン Camber やや硬め Premium Sandwich ゲレンデ/パウダー/パーク
Sensor トゥルーツイン Camber やや柔らかめ Premium Sandwich ゲレンデ/パウダー/パーク
Cheat Code トゥルーツイン CamRock 柔らかめ Classic Sandwich パーク

Sensor Mons

Sensor Monsの製品画像

項目 内容
モデル名 Sensor Mons
シェイプ トゥルーツイン
プロファイル Camber Pro
フレックス 非常に硬め
ソール N-9000 Sintered

「Sensor Mons」は、ノルウェーのMons Røislandのシグネチャーモデルで、NIDECKERの「Sensor Pro」をベースに最もアグレッシブなキャンバーと最も硬いPro-Stiffのフレックスを組み合わせたスノーボードです。グラフィックはヴァイキング船がモチーフになっています。

Camber Pro(NIDECKERで最も反りが強く、雪面との接点を外側に広げたキャンバー)で有効エッジを長く取り、爆発的なオーリーとレールでの安定した乗り心地を生み出しています。超軽量のLight CoreとN-9000 Sinteredソール、Pop Carbon Plus、Orbital Cushioningも搭載し、大きなジャンプの着地にも備えました。

ビッグキッカー(大きなジャンプ台)での大技や、パークからバックカントリーまでトリックを持ち出したい上級者向けのモデルです。公式のテレイン評価はパークが5で、NIDECKERのパーク用スノーボードでも最も攻めた設定のため、硬いボードを踏み切れる脚力のあるライダーにおすすめです。

Sensor Pro

Sensor Proの製品画像

項目 内容
モデル名 Sensor Pro
シェイプ トゥルーツイン
プロファイル Camber Pro
フレックス 硬め
ソール N-9000 Sintered

「Sensor Pro」は、NIDECKERが最も先進的なトゥルーツインと紹介するパーク向けスノーボードで、Taylor GoldやCraig McMorris、Mela Stalkerが使用しています。プロファイルはCamber Pro、フレックスは硬めのStiffで、メンズ版に加えてユース版も展開しています。

超軽量のLight Coreで空中での身軽さを、強いキャンバーでエッジコントロールとオーリーの強さを高めているのが特徴です。NIDECKERはレース級の滑走性を持つN-9000 Sinteredソールに、Pop Carbon PlusとOrbital Cushioningを組み合わせ、ユース版はフレックスをやや硬めのMid-Stiffに抑えています。

コンテストやストリート、大きなレールやキッカーでレベルアップを目指す中上級者におすすめのパーク用スノーボードです。ユース版は、パークでぐんぐん上達しているキッズがステップアップする1本として選べます。

Tape Deck

Tape Deckの製品画像

項目 内容
モデル名 Tape Deck
シェイプ トゥルーツイン
プロファイル Camber
フレックス やや硬め
ソール N-7000 Hybrid

「Tape Deck」は、90年代フリースタイルの黄金期に着想した26-27シーズンのNIDECKERの新モデルで、トゥルーツインにワイドなウエストと強めのキック(ノーズとテールの反り上がり)を組み合わせたスノーボードです。プロファイルはキャンバー、フレックスはやや硬めのMid-Stiffです。

強めのキックでスイングウェイト(ボードを回すときに感じる重さ)を軽くし、スピンやバター、プレス(ノーズかテールに体重を乗せて滑る技)、ウォールライドをしやすくしています。ワイドなウエストで安定性と浮力を高め、NIDECKERはLight CoreとN-7000 Hybridソール、Pop Carbonで軽さと反発を両立させました。

公式のテレイン評価はパークが5、ゲレンデとパウダーが4で、パーク以外の地形にも持ち出せます。ニュースクールとオールドスクールのどちらのトリックも楽しみたい人や、パークやストリートで遊びたいライダーにおすすめの新作スノーボードです。

Sensor

Sensorの製品画像

項目 内容
モデル名 Sensor
シェイプ トゥルーツイン
プロファイル Camber
フレックス やや柔らかめ
ソール N-7000 Hybrid

「Sensor」は、パーク向けに調整したNIDECKERのトゥルーツインで、メンズとウィメンズ、11〜14歳向けのユースの3展開があるスノーボードです。プロファイルはキャンバー、フレックスはやや柔らかめのMid-Softで、ノーズとテールにボリュームを残してパウダーでも浮くようにしています。

ワイドめのウエストで安定性と浮力を高め、反発のあるキャンバーとやさしめのフレックスによって、簡単なプレスとしっかりしたポップ(オーリーで跳ね上がる力)を両立しました。NIDECKERはMaster CoreとN-7000 Hybridソール、Pop Carbonを採用し、上位の「Sensor Pro」より扱いやすい設定に仕上げています。

公式のテレイン評価はパークが5、ゲレンデとパウダーも4と高く、パーク以外の日にも1本で滑りに出られる設定です。フラットでのバターやレール、スピンなど、パークライディングの上達を目指す初中級者に、最初のパーク用スノーボードとしておすすめします。

Cheat Code

Cheat Codeの製品画像

項目 内容
モデル名 Cheat Code
シェイプ トゥルーツイン
プロファイル CamRock
フレックス 柔らかめ
ソール N-5000 Extruded

「Cheat Code」は、楽に上達できるように作られたNIDECKERのリラックス系トゥルーツインで、メンズとウィメンズ、ユースの3展開です。プロファイルはCamRock、フレックスは柔らかめのSoftで、国内カタログでは「Activate Easy Mode」というキャッチコピーで紹介されています。

ノーズとテールのロッカーでエッジの引っかかりを減らし、サーフィンのようなターンを生み出します。ポプラのFull Wood CoreとBiax Plusのグラスファイバー、丈夫なN-5000 Extrudedソール(ワックスを頻繁に塗らなくても滑りを保ちやすいエクストルーデッドソール)を組み合わせ、遊び心と扱いやすさを両立したNIDECKERのスノーボードです。

公式のテレイン評価はパークが4、ゲレンデとパウダーは3と、パーク寄りの設定になっています。おすすめしやすいのは、ゲレンデクルージングからパークデビュー、フリースタイルへのステップアップを考えている初心者〜初中級者のスノーボーダーです。

オールマウンテンモデル

ゲレンデからパウダー、パークまで1本でこなす、NIDECKERのスノーボードの中核ラインです。26-27の新作「Odyssey」を筆頭に、名前にPlusが付く上位版(キャンバーとやや硬めのフレックス)と標準版(CamRockとやや柔らかめのフレックス)の違いがわかるように、比較表の後で各モデルを紹介します。

スクロールできます
モデル名 シェイプ プロファイル フレックス コンストラクション 得意な地形
Odyssey ディレクショナル Surfy CamRock 硬め Premium Sandwich ゲレンデ/パウダー
Escape Plus ディレクショナル Camber やや硬め Premium Sandwich ゲレンデ/パウダー
Venus Plus ディレクショナル Camber やや硬め Premium Sandwich ゲレンデ/パウダー
Escape ディレクショナル CamRock やや柔らかめ Premium Sandwich ゲレンデ/パウダー
Venus ディレクショナル CamRock やや柔らかめ Premium Sandwich ゲレンデ/パウダー
Merc ディレクショナルツイン CamRock やや柔らかめ Premium Sandwich ゲレンデ
Astral ディレクショナルツイン CamRock やや柔らかめ Premium Sandwich ゲレンデ

Odyssey

Odysseyの製品画像

項目 内容
モデル名 Odyssey
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Surfy CamRock
フレックス 硬め
ソール N-9000 Sintered

「Odyssey」は、26-27シーズンに登場したNIDECKERの新モデルで、国内カタログが「新しいユニセックスモデル」と紹介するオールマウンテン向けのスノーボードです。クラシックなディレクショナルシェイプにSurfy CamRockを組み合わせ、メンズとウィメンズのサイズを展開しています。

Orbital Cushioningでなめらかな乗り心地を、Booster Barsで素早いエッジの反応を引き出しているのが特徴です。Light CoreとN-9000 Sinteredソール、Pop Carbon、Triax Plus(45度の角度で3方向に編んだグラスファイバー)を採用し、NIDECKERのオールマウンテンモデルの中では硬めのフレックスに仕上げています。

公式のテレイン評価はゲレンデとパウダーが4、パークは2と控えめに設定されています。リゾートからバックカントリーまで、ツリーやサイドヒットを使ってクリエイティブなラインを描きたい中上級者におすすめの、26-27で注目のスノーボードです。

Escape Plus

Escape Plusの製品画像

項目 内容
モデル名 Escape Plus
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Camber
フレックス やや硬め
ソール N-7000 Hybrid

「Escape Plus」は、「Escape」と同じ汎用性の高いシェイプにフルキャンバーとPop Carbon Plusを組み合わせた、NIDECKERのオールマウンテンの上位版です。シェイプはディレクショナル、フレックスはやや硬めのMid-Stiffで、ワイドサイズも用意されています。

コアの両面にノーズからテールまでカーボンを通したPop Carbon Plusで、強い反発と正確なエッジコントロールを生み出しています。N-7000 HybridソールとTriax Plusのグラスファイバーを組み合わせ、強く踏み込むほどしっかり反発するNIDECKERらしい設定です。

公式のテレイン評価はゲレンデが5、パウダーが4、パークが3と、ゲレンデでの評価が特に高くなっています。クリフ(崖状の地形)からのドロップや大きなキッカーまで、速く大きく攻めたいオールマウンテン派の上級者なら、「Escape Plus」を選ぶのがおすすめです。

Venus Plus

Venus Plusの製品画像

項目 内容
モデル名 Venus Plus
シェイプ ディレクショナル
プロファイル Camber
フレックス やや硬め
ソール N-7000 Hybrid

「Venus Plus」は、NIDECKERのウィメンズ向けオールマウンテンモデル「Venus」を1段階引き上げた上位版です。同じシェイプにやや硬めのMid-Stiffフレックスとフルキャンバーを組み合わせ、女性ライダー向けのサイズで展開しています。

Pop Carbon Plusで反発を強め、ターンでの踏み込みやオーリーの高さ、エッジの切り替えの速さを高めています。Master CoreとN-7000 Hybridソール、Triax Plusを採用し、NIDECKERのウィメンズスノーボードの中でもパワーのある滑りに応える設定です。

公式のテレイン評価はゲレンデが5、パウダーが4、パークが3と、地形を問わず攻められます。パークからパウダー、アイスバーンまで積極的に滑る、ハイレベルなオールマウンテン志向の女性ライダーにおすすめのスノーボードです。

Escape

Escapeの製品画像

項目 内容
モデル名 Escape
シェイプ ディレクショナル
プロファイル CamRock
フレックス やや柔らかめ
ソール N-7000 Hybrid

「Escape」は、公式サイトが「ナンバーワンのクイーバーキラー(何本ものボードの役割を1本でこなすモデル)」と呼び、国内カタログが「チームライダーに愛されるベストセラー」と紹介するNIDECKERのオールマウンテンモデルです。シェイプはディレクショナル、プロファイルはCamRock、フレックスはやや柔らかめのMid-Softに設定されています。

CamRockでエッジの切り替えがリラックスしており、10mmのセットバックでコブやシャバ雪(水分を含んで重くなった雪)、深雪も乗り越えやすくしています。NIDECKERはPop Carbonで高速域のコントロールも確保し、ワイドに加えてエクストラワイドのサイズも用意しました。

ゲレンデやツリー、パークまで1本で楽しみたいなら、レベルを問わずおすすめできるのが「Escape」です。足の大きいライダーも、ワイドやエクストラワイドからブーツのサイズに合うスノーボードを選べます。

Venus

Venusの製品画像

項目 内容
モデル名 Venus
シェイプ ディレクショナル
プロファイル CamRock
フレックス やや柔らかめ
ソール N-7000 Hybrid

「Venus」は、山全体を滑るために作られたNIDECKERのウィメンズ向けオールマウンテンモデルです。シェイプはディレクショナル、プロファイルはCamRock、フレックスはやや柔らかめのMid-Softで、セットバックは10mmに設定されています。

わずかなディレクショナル形状とセットバックで深雪を滑りやすくしつつ、スイッチでのサイドヒットやパークも楽しめるバランスに仕上げています。Master CoreとN-7000 Hybridソール、Pop Carbonの組み合わせで、NIDECKERはオーリーしやすいフレックスを狙いました。

上位版の「Venus Plus」よりフレックスが柔らかく、プロファイルもCamRockのため、ターンの入りに余裕があります。新雪からパークまで1本で楽しみたい、ある程度滑れるようになった女性ライダーに向けたおすすめのウィメンズスノーボードです。

Merc

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項目 内容
モデル名 Merc
シェイプ ディレクショナルツイン
プロファイル CamRock
フレックス やや柔らかめ
ソール N-5000 Extruded

「Merc」は、公式サイトが「チームの定番」と紹介する、NIDECKERの遊び心のあるオールマウンテンモデルで、国内カタログでもチームライダーが認めた信頼性の高いボードとして紹介されています。シェイプはディレクショナルツイン(スイッチで滑れるテールを残しつつ、ノーズをわずかに長くした形)、プロファイルはCamRock、フレックスはやや柔らかめのMid-Softです。

CamRockでターンの入りをなめらかにしながら、攻撃的すぎないエッジホールドを確保しています。やさしいフレックスでプレスがしやすく、ノーズとテールのPop Carbonでオーリーの反発も十分なうえ、NIDECKERはMaster CoreとN-5000 Extrudedソールで丈夫さにも配慮しました。

公式のテレイン評価はゲレンデが4、パウダーとパークが3で、特定の地形に偏らずに滑れます。パークからバックカントリーまで遊びながら、自分に合うスタイルを探している初中級〜中級者におすすめです。

Astral

Astralの製品画像

項目 内容
モデル名 Astral
シェイプ ディレクショナルツイン
プロファイル CamRock
フレックス やや柔らかめ
ソール N-5000 Extruded

「Astral」は、人気の「Merc」をベースに、女性や小柄なライダー向けのサイズにしたNIDECKERのオールマウンテンモデルです。シェイプはディレクショナルツイン、プロファイルはCamRockで、フレックスはやや柔らかめのMid-Softを採用しています。

「Merc」と同じくCamRockでターンの入りがなめらかで引っかかりにくく、ノーズとテールのPop Carbonでオーリーの反発もしっかり得られます。Master CoreとN-5000 Extrudedソールを採用し、ワックスの手入れが少なくても滑りを保ちやすいのも、NIDECKERのスノーボードらしい点です。

公式のテレイン評価はゲレンデが4、パウダーとパークが3と、「Merc」と同じ評価になっています。いろいろな地形で遊びながら上達したい女性ライダーや、自分に合う滑りを探している小柄なライダーにおすすめのウィメンズスノーボードです。

初心者・キッズ向けモデル

スノーボードを始める人や子ども向けに、扱いやすさを最優先したNIDECKERのモデル群です。いずれもFull Wood CoreとN-5000 Extrudedソール、Classic Sandwich(ウッドコアを上下の素材で挟み、丈夫なサイドウォールで守る標準構造)で作られ、エッジが引っかかりにくいプロファイルと柔らかいフレックスを共通に持ちます。比較表の後に各モデルの違いを紹介します。

スクロールできます
モデル名 シェイプ プロファイル フレックス コンストラクション 得意な地形
Play ディレクショナルツイン FlatRock 柔らかめ Classic Sandwich ゲレンデ/パウダー
Elle ディレクショナルツイン FlatRock 柔らかめ Classic Sandwich ゲレンデ/パウダー
Scamp トゥルーツイン EZ-Rock 柔らかめ Classic Sandwich ゲレンデ/パウダー

Play

Playの製品画像

項目 内容
モデル名 Play
シェイプ ディレクショナルツイン
プロファイル FlatRock
フレックス 柔らかめ
ソール N-5000 Extruded

「Play」は、NIDECKERのラインナップで最もやさしいフレックスのひとつを持つ、エントリーライダー向けのスノーボードです。シェイプはディレクショナルツイン、プロファイルはFlatRock、フレックスは柔らかめのSoftに設定されています。

FlatRock(ビンディング間をフラットにし、ノーズとテールをロッカーにした3段階のプロファイル)は、キャンバーより足元が安定し、エッジが引っかかりにくいのが特徴です。NIDECKERはポプラのFull Wood Coreと丈夫なN-5000 Extrudedソールを組み合わせ、初心者が気兼ねなく使える耐久性を持たせています。

公式のテレイン評価はゲレンデとパウダーが3、パークが2で、ゲレンデで基本のターンを覚える段階に向いています。スノーボードを始めたばかりの初心者や、ゲレンデクルーズと最初のトリックを覚えたい人には、NIDECKERのラインナップで最初におすすめしたいモデルです。

Elle

Elleの製品画像

項目 内容
モデル名 Elle
シェイプ ディレクショナルツイン
プロファイル FlatRock
フレックス 柔らかめ
ソール N-5000 Extruded

「Elle」は、女性や小柄なライダー向けに作られたNIDECKERの入門モデルで、「Play」と同じディレクショナルツインとFlatRock、柔らかめのSoftフレックスを組み合わせたスノーボードです。

公式サイトが「最も扱いやすいFlatRockプロファイル」と紹介する設定で、ゆったりしたターンでもエッジが引っかかりにくく、ツインに近い形でスイッチやパークにも挑戦しやすくなっています。Full Wood CoreとN-5000 Extrudedソールで、NIDECKERは長く使える丈夫さも確保しました。

スノーボードを始めたばかりの女性や、小柄で扱いやすいボードを探しているライダーにおすすめです。柔らかいフレックスで軽い力でも操作しやすいため、レンタルボードから自分のスノーボードに切り替える最初のタイミングにも選びやすいモデルといえます。

Scamp

Scampの製品画像

項目 内容
モデル名 Scamp
シェイプ トゥルーツイン
プロファイル EZ-Rock
フレックス 柔らかめ
ソール N-5000 Extruded

「Scamp」は、未来のライダーのために作られたNIDECKERのキッズ用ミニトゥルーツインで、サイズは80〜120cmで展開されています。ノーズとテールが同じ形のため、レギュラーでもグーフィーでも楽しめるキッズ用スノーボードです。

キッズボード専用に作られたV字型のEZ-Rockプロファイルで、エッジが引っかかりにくく、最初のターンが自然にできるように設計されています。柔らかいフレックスとFull Wood Core、丈夫なN-5000 Extrudedソールを組み合わせ、NIDECKERは子どもが転びにくく上達しやすいスノーボードに仕上げました。

初めてスノーボードに挑戦する子どもや、家族で一緒に滑り始めたい人には「Scamp」がおすすめです。国内カタログでは、NIDECKERのキッズ用ビンディング「Ollie」との組み合わせがすすめられています。

まとめ

この記事では、NIDECKERの歴史や独自テクノロジーと、26-27スノーボードの全モデルの違いを解説しました。NIDECKERは1984年からスノーボードを作り続け、独自技術と独創的なシェイプで上級者から子どもまで幅広いライダーに応えるブランドです。

NIDECKERのスノーボード選びの軸は、滑りたい場所とレベルです。カービングなら「Blade Pro」、パウダーと自然地形ならBio Series、パークなら「Sensor」系や「Tape Deck」、1本でオールマウンテンなら「Escape」や「Merc」、初心者は「Play」や「Cheat Code」が目安になります。

名前にPlusやAPX、Proが付くモデルは反発と硬さが増した上位版なので、脚力や経験に合わせて標準版と選び分けるのがおすすめです。新作の「Blade Pro」や「Tape Deck」、「Odyssey」も加わった26-27のNIDECKERから、自分の滑りに合うスノーボードを選ぶ参考になれば嬉しいです。

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