- ロシニョールのスノーボードはモデルが多くて、どれを選べばいいかわからない
- ONEやREVENANT、JIBSAWなどの名前は聞くけれど、自分のレベルに合うモデルを知りたい
- アンプテックやセラテッドエッジといった技術で、滑りがどう変わるのか気になる
「ロシニョール」は1907年創業のスキーを主力とするフランスのウィンタースポーツメーカーで、1987年からスノーボードを手がける歴史あるスノーボードブランドです。アメリカの開発チームが生み出す独自テクノロジーを組み合わせ、モデルごとに乗り味をはっきり作り分ける設計に定評があります。
この記事では、ロシニョールの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、26-27シーズンの現行スノーボードを全モデル比較します。レベル別や滑り方別のおすすめモデルも紹介しますので、ロシニョールのスノーボードが気になっている人はぜひチェックしてください。
ロシニョールとはどんなスノーボードブランド?特徴と評判を紹介

ロシニョール(ROSSIGNOL)とは、1907年にフランスで創業したスキーメーカーを起源とし、1987年からスノーボードを展開しているウィンタースポーツブランドです。ロシニョールはフリーライド(自然の斜面や新雪を自由に滑るスタイル)向けやパーク(ジャンプ台やレールを設けたエリア)向け、キッズ用のスノーボードもそろえています。
日本ではグループ・ロシニョール株式会社が国内正規代理店としてスノーボードを取り扱い、日本語のカタログと国内向けの公式サイトで最新モデルを案内しています。国内公式サイトの製品ページに、各モデルを使う国内ライダーのコメントが添えられているのもロシニョールの特徴です。
ロシニョールの歴史・創業背景
ロシニョールの歴史は、1907年に大工のアベル・ロシニョールがフランス・イゼール県ヴォワロンの工房で最初の木製スキーを作ったところから始まります。スキーメーカーとして成長したロシニョールは、1987年に最初のスノーボードを発売し、スノーボードの分野にも乗り出しました。
現在のロシニョールは、スキーのディナスターやスキーブーツのラング、スキービンディングのルックも傘下に持つ総合ウィンタースポーツメーカーです。スノーボードの発売から30年以上がたち、スキーとスノーボードの両方で長く板を作ってきた実績は、ロシニョールを選ぶうえでの安心材料になります。
ロシニョールの特徴・強み
ロシニョールのスノーボードは、フランス生まれのブランドでありながら開発チームをアメリカに置き、独自の技術開発を続けています。板の反りを変えるアンプテックや形を工夫したラッドカット、波形のセラテッドエッジ、振動を吸収するL.I.T.E.の4つの技術を組み合わせ、モデルごとに乗り味を変えているのが特徴です。
ロシニョールは環境への取り組みにも力を入れており、多くのスノーボードのコアに、適切に管理された森林の木材を示すFSC認証の木材を使っています。「REVENANT」と「WUJI」はバイオマス由来の原料を使ったエポキシ樹脂も採用しており、環境に配慮した板を選びたいライダーも検討しやすいブランドです。
ロシニョールのライダーとシグネチャーモデル
ロシニョールを代表するライダーが、フリーライドの世界大会であるフリーライドワールドツアー(FWT)で3度優勝したザヴィエ・デ・ラ・ルー(Xavier de Le Rue)です。ザヴィエが開発に関わったシグネチャーモデル(ライダーの名前を冠したモデル)のXVシリーズは、ロシニョールのスノーボードの最高峰に位置づけられています。
国内でもパークやフリーライド、カービング(エッジを立てて雪面を切るように曲がる滑り方)、テクニカル(ターンの正確さや美しさを競う種目)の分野のライダーやスクールが、ロシニョールのスノーボードを使っています。製品ページでは「迷ったらONE」といった国内ライダーの評判も確かめられます。
ロシニョールの機能とテクノロジー
ロシニョールのスノーボードに搭載されている技術は、国内公式サイトによると大きく分けて4つです。板の形を決めるアンプテックとラッドカット、エッジの形を変えるセラテッドエッジ、コアの素材を工夫したL.I.T.E.テクノロジーを組み合わせ、ロシニョールはモデルごとの乗り味を作り分けています。
ロシニョールのスノーボードに採用されている主なテクノロジーは以下の4つです。
- AMPTEK(アンプテック)|ロッカーとキャンバーを4タイプで作り分け
- RADCUT(ラッドカット)|リバースサイドカットでターンに入りやすく
- SERRATED EDGES(セラテッドエッジ)|波形のエッジで硬いバーンをつかむ
- L.I.T.E.テクノロジー|ウレタンのストライプで振動を吸収
AMPTEK(アンプテック)|ロッカーとキャンバーを4タイプで作り分け
アンプテックは、足元にキャンバー(板の中央が雪面から浮き上がるアーチ形状)、ノーズとテールにロッカー(板の先端と後端が反り上がった形)を組み合わせた、ロシニョール独自のハイブリッドキャンバーです。キャンバーの反発による素早い反応と、ロッカーによる回転性や浮力を1枚の板で両立させることを狙っています。
ロシニョールのアンプテックを知っておくと、カタログのタイプ名を見るだけでスノーボードのおおまかな乗り味がわかります。反発を生かしてカービングやジャンプを楽しみたいならEliteやAll Mountain、ターンの練習やグラトリ(平らな斜面で板を回したり弾いたりするトリック)を楽しみたい初心者ならAuto-Turnが目安です。
RADCUT(ラッドカット)|リバースサイドカットでターンに入りやすく
ロシニョールのラッドカットは、ノーズとテールに近い部分のサイドカット(板の側面に入った弧状のカーブ)を外側にふくらませた、リバースサイドカットと呼ばれる形状の技術です。ハイブリッドキャンバーの板で短くなりがちな有効エッジ(滑走中に雪面をとらえてターンに使われるエッジの長さ)を補う役割を持っています。
ラッドカットを搭載したロシニョールの板は、ターンの切りかえでエッジがスムーズに雪面をとらえるため、スピードのコントロールがしやすくなります。急斜面で減速しながら滑りたい場面や、カービングで丁寧にターンをつなげたいライダーに向いた技術です。
SERRATED EDGES(セラテッドエッジ)|波形のエッジで硬いバーンをつかむ
ロシニョールのセラテッドエッジは、パン切り包丁の刃のようにエッジを波打たせた形にして、雪面をつかむ力を高める技術です。ロッカーの入ったハイブリッドキャンバーの板は、踏み込んだときにエッジが外れて不安定になりやすいため、ロシニョールは波形のエッジで板の抜けを抑えています。
朝一番の硬い圧雪やアイスバーンでターンするときに、ロシニョールのセラテッドエッジは力を発揮します。エッジが雪面に食い込んで横滑りしにくくなるので、硬いバーンでも安定してカービングしたいライダーにおすすめの技術です。
L.I.T.E.テクノロジー|ウレタンのストライプで振動を吸収
L.I.T.E.テクノロジーは、スノーボードのコア(板の芯材)にウレタンを筋状に入れた構造で、スノーボード界でロシニョールだけが持つ技術として紹介されています。ウレタンが衝撃や振動を吸収するので、荒れた雪面でも板のばたつきを抑えながら滑れます。
ロシニョールの公式は、L.I.T.E.テクノロジーを搭載した板は長い距離を滑っても足が疲れにくいと説明しています。高速で大きなターンを描くフリーライドや、荒れたバーンを1日中滑り回るライダーほど、メリットを感じやすいテクノロジーです。
ロシニョールのスノーボード全種類の違いを比較

ロシニョールのスノーボードは、26-27シーズンの国内カタログでXVシグネチャーシリーズとオールマウンテン、トゥルーツイン、レディース、ユースのカテゴリーに分かれています。ここではロシニョールの全モデルの種類と違いを、カテゴリーごとの比較表と各モデルの詳細で紹介します。
ロシニョールのスノーボードを以下の6つのカテゴリーに分けて解説します。
- XVシグネチャーシリーズ(フリーライド)
- オールマウンテンモデル
- トゥルーツインモデル(フリースタイル)
- レディースのオールマウンテンモデル
- レディースのトゥルーツインモデル
- ユースモデル(キッズ・ジュニア)
XVシグネチャーシリーズ(フリーライド)
XVシグネチャーシリーズは、ロシニョールを代表するフリーライダーのザヴィエ・デ・ラ・ルーと作ったフリーライド向けのスノーボードです。どのモデルもキャンバー80%のAmptek EliteとMID RADCUT、焼結製法でワックスを含みやすい滑走面のSintered 7500ソールを採用し、フレックスと板の形の違いで役割を分けています。
| モデル名 | アンプテック | キャンバー比率 | フレックス(公式10段階) | シェイプ | テレイン(公式区分) | ラッドカット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| XV | Elite | 80% | 9 | ディレクショナル | フリーライド | ミッド |
| XV SLASHIMI | Elite | 80% | 7 | ディレクショナル(テーパー形) | フリーライド | ミッド |
| XV SUSHI | Elite | 80% | 6 | ディレクショナル(フィッシュ形) | フリーライド | ミッド |
XV

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | XV |
| アンプテック(キャンバー比率) | Elite(80%) |
| フレックス(公式10段階) | 9 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Sintered 7500 |
「XV」は、ザヴィエ・デ・ラ・ルーのシグネチャーモデルで、カタログでは「ロシニョールスノーボードの最高峰」と紹介されているフリーライド向けのスノーボードです。公式フレックスは9と最も硬い部類に入り、急斜面のパウダーやアイスバーン、春の重い雪といった厳しい条件で安定して滑れるように作られています。
国内のロシニョールライダーは26-27の「XV」について、前モデルよりもフレックスがやわらかくなったとコメントしています。ビッグマウンテン(大きな山の急斜面)やバックカントリー(スキー場の管理区域外の山)で大きなターンを描く上級者や、高速域での安定を最優先するライダーにおすすめで、ワイドサイズも選べます。
XV SLASHIMI

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | XV SLASHIMI |
| アンプテック(キャンバー比率) | Elite(80%) |
| フレックス(公式10段階) | 7 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Sintered 7500 |
「XV SLASHIMI」は、26-27シーズンからロシニョールのXVシグネチャーシリーズに加わったフリーライド向けスノーボードです。テールに向かって幅を細くしたテーパー形状で、カタログは「XV」よりやわらかく、「XV SUSHI」より幅が狭く長い板と説明しており、シリーズの2本の間を埋める位置づけです。
国内のロシニョールライダーは、トーション(板のねじれ)が強めで高速でも安定し、パウダーでは取り回しが軽く、ピンテール(細く絞ったテール)で派手にスプレー(ターンで巻き上がる雪煙)を上げられるとコメントしています。
ロシニョールの「XV SLASHIMI」は、フリーライドとカービングの両方でターンを楽しみたい中級者〜上級者に向いたスノーボードです。「XV」ほど硬い板は必要ないものの、パウダーも圧雪もこなせる1本を探しているライダーにおすすめします。
XV SUSHI

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | XV SUSHI |
| アンプテック(キャンバー比率) | Elite(80%) |
| フレックス(公式10段階) | 6 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Sintered 7500 |
「XV SUSHI」は、フリーライドワールドツアーで3度優勝したザヴィエが魚型(フィッシュ)に仕上げた、ロシニョールのフリーライド向けスノーボードです。テールを短くした形で、カタログは海でサーフィンをするように雪の上を滑るスノーサーフィンを楽しめる板として紹介しています。
ロシニョールの「XV SUSHI」は短めの1サイズとワイド版だけの展開で、短い板を素早く回して遊ぶことを前提にしています。パウダーや当て込み(壁状の斜面に板を当てて向きを変える滑り)を楽しみたいライダーや、パウダー用の2本目のスノーボードを探す中級者〜上級者におすすめです。
オールマウンテンモデル
オールマウンテンモデルは、圧雪されたゲレンデもパウダーも地形も1本で滑るためのロシニョールのスノーボードです。公式フレックスは3〜8と幅広く、アンプテックのタイプやラッドカット、セラテッドエッジの有無、ソールのグレードの違いで、初心者向け〜上級者向けのモデルが段階的にそろっています。
| モデル名 | アンプテック | キャンバー比率 | フレックス(公式10段階) | シェイプ | テレイン(公式区分) | ラッドカット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| REVENANT | Elite | 90% | 8 | ツイン | オールマウンテン | ミッド |
| ONE | All Mountain | 50% | 7 | ディレクショナル | オールマウンテン | ロング |
| WUJI | Zero | 0% | 6 | ディレクショナル | オールマウンテン | ショート |
| RESURGENCE | All Mountain | 50% | 5 | ディレクショナル | オールマウンテン | ショート |
| EVADER | Auto-Turn | 30% | 3 | ディレクショナル | オールマウンテン | なし |
REVENANT

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | REVENANT |
| アンプテック(キャンバー比率) | Elite(90%) |
| フレックス(公式10段階) | 8 |
| セラテッドエッジ | 5S |
| ソール | Sintered 7500 |
「REVENANT」は、パウダーにもゲレンデ全体にもオールラウンドに対応する、次世代のフリーライドモデルとしてロシニョールが作ったスノーボードです。公式フレックスは8とオールマウンテンの中で最も硬く、26-27はアップデートされてグラフィックも新しくなりました。
国内ライダーが「ONE」より1段階フレックスが硬いと話すとおり、スピードを出してゲレンデ全体を攻めたい中級者〜上級者や、ハードバーンでのグリップを重視するライダーにおすすめのロシニョールです。ワイドサイズも用意されているので、足の大きいライダーも候補に入れられます。
ONE

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | ONE |
| アンプテック(キャンバー比率) | All Mountain(50%) |
| フレックス(公式10段階) | 7 |
| セラテッドエッジ | 5S |
| ソール | Sintered 7500 |
「ONE」は、ライダーが望んだ動きを正確に表現できるとカタログで紹介される、ロシニョールの定番オールマウンテンモデルです。国内ライダーは浮く、ずらせる、切れる、飛べると1本で何でもこなせる点を挙げ、「迷ったらONE」とコメントしています。
1本でパウダーやゲレンデ、パークまで楽しみたい中級者〜上級者や、どのモデルにするか決めきれないライダーにおすすめなのが、ロシニョールの「ONE」です。公式フレックスは7と硬すぎず、ワイドサイズもそろっています。
WUJI

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | WUJI |
| アンプテック(キャンバー比率) | Zero(0%) |
| フレックス(公式10段階) | 6 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Sintered 7500 |
「WUJI」は、操作性と浮力にすぐれたディレクショナル形状(前に進む向きを決め、ノーズとテールで形や硬さを変えた形)で、高速でも安定するロシニョールの万能スノーボードです。名前は中国古代哲学で無限を意味する「無極(wuji)」に由来し、カタログは中級者がオールラウンドに楽しめる板と説明しています。
「WUJI」はサイズ展開が幅広く、小柄なライダーも体格の大きいライダーも、ワイド版を含めて自分に合う長さを選べます。ゲレンデもパウダーもオールラウンドに楽しみたい中級者におすすめの、ロシニョールのスノーボードです。
RESURGENCE

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RESURGENCE |
| アンプテック(キャンバー比率) | All Mountain(50%) |
| フレックス(公式10段階) | 5 |
| セラテッドエッジ | 5S |
| ソール | Sintered 4400 |
「RESURGENCE」は、あらゆる地形やコンディションで中級者のステップアップを後押しする、ロシニョールのオールマウンテンモデルです。国内公式サイトでは、中級者〜上級者向けのオールマウンテン・フリースタイルのスノーボードとして紹介されています。
初心者向けの板を卒業して、ゲレンデ全体を自信を持って滑りたい中級者におすすめのスノーボードです。ワイドサイズもあるため、足の大きいライダーもロシニョールのステップアップ用として選べます。
EVADER

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | EVADER |
| アンプテック(キャンバー比率) | Auto-Turn(30%) |
| フレックス(公式10段階) | 3 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Extruded 4400 |
「EVADER」は、ロッカーとソフトフレックスの組み合わせで操作しやすく、楽に滑れるロシニョールの初心者向けオールマウンテンモデルです。公式フレックスは3とオールマウンテンの中で最もやわらかく、ターンの練習に向いています。
初めて自分の板を買う初心者や、まずはターンを安定させたいライダーにおすすめします。ワイドサイズを含めてサイズ展開が広いので、体格を問わずロシニョールの入門モデルを選べます。
トゥルーツインモデル(フリースタイル)
トゥルーツインモデルは、ノーズとテールが同じ形で前後どちらの向きでも同じように滑れる、ロシニョールのフリースタイル(ジャンプや回転などのトリックを楽しむ滑り方)向けスノーボードです。センタースタンスでパークやグラトリに向き、公式フレックスは3〜9と、入門用とハイスペックなモデルの両方がそろっています。
| モデル名 | アンプテック | キャンバー比率 | フレックス(公式10段階) | シェイプ | テレイン(公式区分) | ラッドカット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| JUGGERNAUT | Elite | 90% | 9 | ツイン | フリースタイル | ミッド |
| JIBSAW | Elite | 70% | 6 | ツイン | フリースタイル | なし |
| SAWBLADE | All Mountain | 50% | 4 | ツイン | フリースタイル | ショート |
| AMPAGE VOL.1 | Auto-Turn | 30% | 3 | ツイン | オールマウンテン | なし |
| AMPAGE VOL.2 | Auto-Turn | 30% | 3 | ツイン | オールマウンテン | なし |
JUGGERNAUT

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | JUGGERNAUT |
| アンプテック(キャンバー比率) | Elite(90%) |
| フレックス(公式10段階) | 9 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Sintered 7500 |
「JUGGERNAUT」は、国内公式サイトが「JIBSAWを進化させた」と説明する、ロシニョールのハイスペックなフリースタイルモデルです。公式フレックスは9とトゥルーツインで最も硬く、25-26シーズンから続く継続モデルとして26-27も国内のラインナップに入っています。
パークのキッカー(ジャンプ台)で高く飛びたい上級者や、パークもフリーライドもカービングも1本でこなしたいライダーにおすすめのロシニョールです。テクニカル系のカービングで使う国内ライダーもいるほどで、ワイドサイズもそろっています。
JIBSAW

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | JIBSAW |
| アンプテック(キャンバー比率) | Elite(70%) |
| フレックス(公式10段階) | 6 |
| セラテッドエッジ | 7S |
| ソール | Sintered 7500 |
「JIBSAW」は、カタログで「パークライドを楽しくしてくれるモデル」と紹介される、ロシニョールのパーク向けスノーボードです。反発の強さを生かしてキッカーやジブアイテム(レールやボックスなど上を滑る障害物)で高く正確なジャンプができ、25-26から続く継続モデルとして26-27も展開されています。
国内ライダーは「トーションがやわらかく張りがあるので、ゲレンデコンディションも速度域も問わず楽しめる」とコメントしています。パークを中心にフリースタイル全般を楽しみたい中級者〜上級者や、オーリーの高さを伸ばしたいライダーにおすすめのロシニョールで、ワイドサイズもあります。
SAWBLADE

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SAWBLADE |
| アンプテック(キャンバー比率) | All Mountain(50%) |
| フレックス(公式10段階) | 4 |
| セラテッドエッジ | 3S |
| ソール | Sintered 4400 |
「SAWBLADE」は、パークライドとトリックを覚え始めたいライダーに向けた、ロシニョールのツインチップ(ノーズとテールが同じ形の板)のスノーボードです。26-27はアンプテックが、キャンバー50%で反発と扱いやすさのバランスを取ったAmptek All Mountainに変わりました。
パークやグラトリに挑戦したい初心者〜中級者や、初心者向けの板から次の1本を探しているライダーにおすすめします。ワイドサイズも用意されており、足の大きいライダーもロシニョールのフリースタイル用スノーボードとして選べます。
AMPAGE VOL.1

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AMPAGE VOL.1 |
| アンプテック(キャンバー比率) | Auto-Turn(30%) |
| フレックス(公式10段階) | 3 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Extruded 4400 |
「AMPAGE VOL.1」は、オートターンロッカーとキャンバーの組み合わせで軽快に滑れる、ロシニョールのフリースタイル向けスノーボードです。カタログでは、初心者〜中級者がトリッキーな動きを習得しやすいモデルと説明されています。
初めてフリースタイルの板を選ぶ初心者や、グラトリとパークの入門用を探しているライダーにおすすめです。「AMPAGE VOL.2」とはグラフィックだけが異なるロシニョールのスノーボードで、ワイドサイズもあります。
AMPAGE VOL.2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AMPAGE VOL.2 |
| アンプテック(キャンバー比率) | Auto-Turn(30%) |
| フレックス(公式10段階) | 3 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Extruded 4400 |
「AMPAGE VOL.2」は、「AMPAGE VOL.1」と同じ構造とサイズ展開で、宇宙と惑星を描いたグラフィックを採用したロシニョールのフリースタイル向けスノーボードです。カタログのスペック一覧でも「AMPAGE VOL.1&2」として1行にまとめられており、2本の違いはデザインだけです。
初心者〜中級者のフリースタイル入門におすすめで、「AMPAGE VOL.1」と「AMPAGE VOL.2」のどちらを選ぶかは好みのグラフィックで決めて問題ありません。ワイドサイズも用意されているので、足の大きいライダーもロシニョールの「AMPAGE」を選べます。
レディースのオールマウンテンモデル
レディースのオールマウンテンモデルは、女性の体格に合わせたサイズで、ゲレンデ全体を1本で楽しめるロシニョールのスノーボードです。フリーライド寄りの上位モデルと中級者向け、初心者向けのモデルがあり、公式フレックスの硬さで段階的に選べます。
| モデル名 | アンプテック | キャンバー比率 | フレックス(公式10段階) | シェイプ | テレイン(公式区分) | ラッドカット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AFTER HOURS | Elite | 80% | 7 | ディレクショナル | フリーライド | ミッド |
| AIRIS | All Mountain | 50% | 5 | ディレクショナル | オールマウンテン | ショート |
| SOULSIDE | Auto-Turn | 30% | 3 | ディレクショナル | オールマウンテン | なし |
AFTER HOURS

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AFTER HOURS |
| アンプテック(キャンバー比率) | Elite(80%) |
| フレックス(公式10段階) | 7 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Sintered 7500 |
「AFTER HOURS」は、FWTで勝利を重ねるマリオン・ハーティーが開発に加わった、ロシニョールのレディース用の次世代オールマウンテンモデルです。ピンテールの形で、パウダーランで気持ちよくスプレーを上げられる板とカタログで紹介されています。
ラッドカットとL.I.T.E. GRIPでターンがスムーズかつ安定しやすく、パウダーやフリーライドを楽しみたい中級者〜上級者の女性におすすめです。XVシリーズと同じキャンバー80%のAmptek Eliteを採用した、ロシニョールのレディースの本格的なフリーライド向けスノーボードです。
AIRIS

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AIRIS |
| アンプテック(キャンバー比率) | All Mountain(50%) |
| フレックス(公式10段階) | 5 |
| セラテッドエッジ | 5S |
| ソール | Sintered 4400 |
「AIRIS」は、ロシニョールがカタログで中級者向けのオールマウンテン・フリースタイルのスノーボードと位置づけるレディースモデルで、バランスの取れたツインフレックスとバサルトファイバーで取り回しやすい軽さに仕上げています。国内公式サイトでは中級者〜上級者向けとされ、幅広いレベルの女性が使える板です。
初心者向けの板を卒業したい女性や、混んだゲレンデで小回りのターンを楽しみたいライダーにおすすめのスノーボードです。脚力に自信がない上級者が、楽にターンを刻むためのロシニョールとして選ぶのも良いでしょう。
SOULSIDE

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SOULSIDE |
| アンプテック(キャンバー比率) | Auto-Turn(30%) |
| フレックス(公式10段階) | 3 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Extruded 4400 |
「SOULSIDE」は、ロッカーとソフトフレックスの組み合わせで操作しやすく、楽に滑れるロシニョールの初心者向けレディースオールマウンテンモデルです。同じAmptek Auto-Turnを使うメンズの「EVADER」の女性版にあたる位置づけといえます。
初めて自分の板を買う女性や、まずはターンを安定させたい初心者におすすめのスノーボードです。短めのサイズが中心でウエスト幅も細めに作られているため、足の小さい女性でもロシニョールの板を扱いやすく感じられます。
レディースのトゥルーツインモデル
レディースのトゥルーツインモデルは、前後どちらの向きでも同じように滑れる、女性向けのロシニョールのフリースタイル用スノーボードです。多くの技術を詰め込んだパーク向けのモデルとトリックを覚え始める人向けのモデル、やわらかく扱いやすい入門向けのモデルがあり、公式フレックスの違いで選び分けられます。
| モデル名 | アンプテック | キャンバー比率 | フレックス(公式10段階) | シェイプ | テレイン(公式区分) | ラッドカット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| DIVA | Elite | 70% | 7 | ツイン | オールマウンテン | ロング |
| MERAKI | All Mountain | 50% | 4 | ツイン | オールマウンテン | ショート |
| ULTRAVIOLET | Auto-Turn | 30% | 3 | ツイン | フリースタイル | なし |
DIVA

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | DIVA |
| アンプテック(キャンバー比率) | Elite(70%) |
| フレックス(公式10段階) | 7 |
| セラテッドエッジ | 5S |
| ソール | Sintered 7500 |
「DIVA」は、カタログで「ロシニョールが持つテクノロジーをすべて搭載」と紹介される、多くの技術を集約したレディースのマルチモデルです。国内ライダーは「JIBSAWのレディース版」とコメントしており、25-26シーズンから続く継続モデルとして26-27もラインナップされています。
パークをどんどん攻めたい女性や、直滑降や大きなキッカーでも安定がほしい中級者〜上級者におすすめのロシニョールです。カタログのテレイン区分はオールマウンテンなので、パーク以外の斜面も1本で楽しめます。
MERAKI

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MERAKI |
| アンプテック(キャンバー比率) | All Mountain(50%) |
| フレックス(公式10段階) | 4 |
| セラテッドエッジ | 3S |
| ソール | Sintered 4400 |
「MERAKI」は、パークライドとトリックを覚え始めたい女性に向けた、ロシニョールのレディースのツインチップのスノーボードです。国内公式サイトでは、次のステップへつながるミドルレンジのモデルとして紹介されています。
グラトリやパークに挑戦したい初心者〜中級者の女性や、初心者向けの板からステップアップしたいライダーにおすすめします。やわらかめのフレックスでトリックの練習を始めやすく、ロシニョールのセラテッドエッジでターンの安定も得られます。
ULTRAVIOLET

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | ULTRAVIOLET |
| アンプテック(キャンバー比率) | Auto-Turn(30%) |
| フレックス(公式10段階) | 3 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Extruded 4400 |
「ULTRAVIOLET」は、オートターンタイプのアンプテックを採用した、ソフトで操作しやすいロシニョールのレディース向けスノーボードです。カタログでは初心者向けのレディースオールラウンドモデルとされ、25-26シーズンから続く継続モデルとして26-27も展開されています。
初めてフリースタイルの板を選ぶ女性や、やわらかい板で楽しく上達したい初心者におすすめします。前後対称のツイン形状なので、ロシニョールの板でスイッチ(普段と逆向きの滑走)の練習を始めたいライダーにも向いています。
ユースモデル(キッズ・ジュニア)
ユースモデルは、子どもの体格と脚力に合わせて作られたロシニョールのキッズ・ジュニア向けスノーボードです。どちらもキャンバー30%のAmptek Auto-Turnを使ったツイン形状で、上達してきたジュニア向けのモデルと、小さな子どもから使えるモデルに分かれています。
| モデル名 | アンプテック | キャンバー比率 | フレックス(公式10段階) | シェイプ | テレイン(公式区分) | ラッドカット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ALIAS | Auto-Turn | 30% | 3 | ツイン | オールマウンテン〜フリースタイル | なし |
| SCAN | Auto-Turn | 30% | 1 | ツイン | オールマウンテン〜フリースタイル | なし |
ALIAS

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | ALIAS |
| アンプテック(キャンバー比率) | Auto-Turn(30%) |
| フレックス(公式10段階) | 3 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Extruded 4400 |
「ALIAS」は、ツイン形状で非常に軽く、回転性能にすぐれたロシニョールのジュニア用ステップアップモデルです。カタログはハードライディングを目指すジュニアライダーに向けた板と説明しており、国内公式サイトではレディース・ジュニアモデルとしても案内されています。
滑りに慣れてきて、もっと上手くなりたいジュニアや、短めの板を探している小柄な女性におすすめします。ロシニョールの「ALIAS」は、子ども用の板からの買い替えにも選びやすい1本です。
SCAN

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SCAN |
| アンプテック(キャンバー比率) | Auto-Turn(30%) |
| フレックス(公式10段階) | 1 |
| セラテッドエッジ | なし |
| ソール | Extruded 4400 |
「SCAN」は、オートターンロッカーを採用したロシニョールのジュニアモデルで、子どもが確実にテクニックを身につけられるように設計されています。サイズは70〜120cmと、ロシニョールのラインナップで最も短い長さから選べます。
初めてスノーボードをする小さな子どもや、成長に合わせて板を選び直したい家族におすすめします。身長に合う長さを細かく選べるので、ロシニョールの「SCAN」なら子どもが無理なく滑りを覚えられます。
まとめ
この記事では、ロシニョールのスノーボードの特徴と独自テクノロジー、26-27シーズンの全モデルの違いを解説しました。ロシニョールは1907年創業のフランスの老舗で、アンプテックやラッドカット、セラテッドエッジ、L.I.T.E.テクノロジーを組み合わせてモデルごとに乗り味を作り分けています。
26-27は新しく「XV SLASHIMI」も加わり、ロシニョールのフリーライドの選択肢が広がりました。自分のレベルと滑りたい場所に合う1本を選ぶうえで、この記事がロシニョールのスノーボード選びの参考になれば嬉しいです。



コメント