- ラントリに挑戦したい
- ブランドごとにラントリボードの違いがわからない
- 最新のおすすめラントリボードが知りたい
ラントリとは、中高速で滑りながらトリックを織り交ぜるスノーボードの滑走スタイルを指します。低速中心のグラトリとは違い、カービングの延長でトリックを織り交ぜたり、高速ターン中に回転したりする中級〜上級者向けのスタイルです。
この記事では、ラントリにおすすめのスノーボードの選び方と、ブランド別おすすめモデルを9選紹介します。最新シーズンの板を比較検討中のライダーは、ぜひ参考にしてください。
ラントリにおすすめのスノーボードの特徴
ラントリとは中高速で滑走しながらトリックを決めるスノーボードのスタイルです。低速で技を行うグラトリとは異なり、スピードに乗ったまま回す点が特徴です。
ラントリ向けスノーボードを選ぶ際に確認したい特徴は以下の5点です。
- 形状はキャンバー/ダブルキャンバーがおすすめ
- フレックスはミドル〜やや硬めがおすすめ
- サイズは適正〜やや長めがおすすめ
- ツインチップ形状でスイッチ対応力を高める
- 安定性のあるサイドカーブと有効エッジを選ぶ
形状はキャンバー/ダブルキャンバーがおすすめ
キャンバーとは、板の中央が雪面から浮き上がる伝統的な反り形状です。エッジが雪面に食い込みやすく、高速ターンでのグリップと弾きの強さに優れます。
ダブルキャンバーは両足の内側に2つのキャンバーを配した形状で、逆エッジを抑えつつ反発を残せるため、トリックの抜けと高速安定を両立しやすい構造です。
フレックスはミドル〜やや硬めがおすすめ
フレックスとは、板の硬さ(しなりにくさ)を表す指標です。柔らかすぎる板は高速域でしなりが大きく、スピードを出したときに安定しにくくなります。
ミドル〜やや硬めのフレックスのスノーボードを選ぶことで、高速ターンの安定感とトリック時の反発を両立できます。
サイズは適正〜やや長めがおすすめ
スノーボードのサイズは、接雪長(雪に触れるエッジの長さ)に直結します。長いほど高速での直進安定性が増し、ラントリのスピード域で安心感が得られます。
適正〜やや長めのスノーボードを選ぶことで、高速ターンの安定とトリックの両立がしやすくなります。ラントリの比率に合わせて長さを調整するのがおすすめです。
ツインチップ形状 or ディレクショナルツインを選ぶ
ツインチップとは、ノーズとテールが前後対称に近い形状です。通常の向きでもスイッチ(逆向き)でも同じ感覚で扱えるため、ラントリのトリックで強みになります。ラントリでは、スイッチでの抜きや着地が頻繁に発生します。前後対称のツイン寄り形状なら、スイッチスタンスでも違和感なく踏み込めます。
ツインチップやディレクショナルツイン形状のスノーボードを選ぶことで、ラントリのトリックの成功率が高まります。
安定性のあるサイドカーブと有効エッジを選ぶ
サイドカーブとは、板の側面が描く弧の半径です。半径が大きいほどターン弧が大きくなり、高速ロングターンでの安定性が増します。
ロングターン志向のラントリなら、大きめのサイドカーブと長めの有効エッジを備えたスノーボードがおすすめです。
ラントリにおすすめのスノーボード9選
ここではラントリにおすすめのスノーボードを、ブランド別に9選紹介します。各モデルの特徴・搭載技術・おすすめユーザー層を解説します。
ラントリにおすすめのスノーボードは以下の9モデルです。
- 【CAPiTA】D.O.A.
- 【FNTC】AND
- 【FANATIC】KAISER
- 【SPREAD】RD
- 【RICE28】RT7
- 【WRX】Mk-S
- 【BC-STREAM】BRAH
- 【CROOJA】BEETLE
- 【DRAKE】Squad
【CAPiTA】D.O.A.
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | CAPiTA |
| モデル名 | D.O.A. |
| 形状(ベース) | ハイブリッドキャンバー |
| 形状(チップ) | ツイン |
| フレックス | ミディアム(5.5/10) |
世界的な人気を誇る海外ブランドCAPiTAの「D.O.A.(Defenders of Awesome)」は、オールラウンドフリースタイルの定番スノーボードです。パークから高速フリーラン、ラントリまで幅広くこなす万能機として開発されました。
「D.O.A.」は、フリースタイルとラントリを1本でこなしたい中級者におすすめです。オールラウンドな性能で、ゲレンデのあらゆるシーンを遊び尽くしたいライダーに真価を発揮します。

【FNTC】AND
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | FNTC |
| モデル名 | AND |
| 形状(ベース) | ローダブルキャンバー |
| 形状(チップ) | ツイン |
| フレックス | ミディアムハード |
FNTCの「AND」は、カービングとトリックを高い次元で両立する狙いで作られたスノーボードで、ラントリ特化型として人気があります。
「AND」は、カービングもラントリも欲張りたい中級者におすすめです。ダブルキャンバーならではの安定感を求めるライダーに、扱いやすさと高速性能を届けます。

【FANATIC】KAISER

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | FANATIC |
| モデル名 | KAISER |
| 形状(ベース) | ポップキャンバー |
| 形状(チップ) | ツイン |
| フレックス | ミディアム〜ハード |
ドイツ発のブランドFANATICが展開する「KAISER」は、ハイエンドのオールラウンド機として位置づけられるスノーボードです。高速フリーランからトリック、パークまで攻める滑りに向けて開発され、ラントリでも抜群の安定感を発揮します。。
「KAISER」は、ミドル〜ハードフレックスを乗りこなす中上級者におすすめです。パークから高速ラントリまで、一段上のスピードで攻めたいライダーに真価を発揮します。

【SPREAD】RD

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | SPREAD |
| モデル名 | RD |
| 形状(ベース) | キャンバー |
| 形状(チップ) | ツイン |
| フレックス | ミディアムハード |
国産ブランドSPREADの「RD」は、菅谷佑之介監修でカービングとトリックを両立するスノーボードです。アクトギア製のメイド・イン・ジャパンとして、丁寧な作り込みが光ります。
「RD」は、カービング主体のラントリを狙う中上級者におすすめのスノーボードです。国産ならではの精度の高い乗り味を求めるライダーにも適しています。

【RICE28】RT7
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | RICE28 |
| モデル名 | RT7 |
| 形状(ベース) | フルツインキャンバー |
| 形状(チップ) | ツイン |
| フレックス | ミディアム |
いぐっちゃん監修・オガサカ製のRICE28が手がける「RT7」は、26-27でフルモデルチェンジしたラントリ×オールラウンドスノーボードです。
「RT7」は、ラントリをメインに1本で何でもこなしたい中〜上級者におすすめです。反発を生かしたラントリを極めたいライダーに、高い完成度で応えてくれます。

【WRX】Mk-S
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | WRX |
| モデル名 | Mk-S |
| 形状(ベース) | ハイブリッドキャンバー |
| 形状(チップ) | ディレクショナルツイン |
| フレックス | ミディアム(6/10) |
WRXはラントリの第一人者いぐっちゃん(井口勝文)が立ち上げたラントリ専門ブランドです。「Mk-S」は、その原点であり代表機と呼べるモデルで、オガサカ製の精密に作り込まれたスノーボードです。
「Mk-S」は、ラントリを本格的に突き詰めたい中上級者におすすめです。専用設計の細部までこだわり抜いた乗り味を求めるライダーに最適な1本です。

【BC-STREAM】BRAH
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | BC-STREAM |
| モデル名 | BRAH |
| 形状(ベース) | ダブルロッカー |
| 形状(チップ) | ツイン |
| フレックス | ミディアム(5/10) |
BC-STREAMの「BRAH」はオガサカ製の高い品質で知られるオールラウンドボードで、ラントリにおいても高いパフォーマンスを発揮します。セッティング次第でカービング寄りにも振れるワイド形状のスノーボードで、高速での踏ん張りを重視して設計されました。
「BRAH」は、高速カービング主体でトリックも混ぜたいラントリ中上級者におすすめです。
【CROOJA】BEETLE

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | CROOJA |
| モデル名 | BEETLE |
| 形状(ベース) | ハイブリッドキャンバー |
| 形状(チップ) | ツイン |
| フレックス | ミディアムハード |
CROOJAはプロライダーの江橋翔平・中川智貴の2人が監修する国産ブランドです。「BEETLE」はグラトリからラントリまで対応するモデルとして開発されたモデルで、軽い力で扱える操作性を追求したスノーボードです。
「BEETLE」は、軽い力でしっかり弾きたい初〜中級者におすすめです。グラトリからラントリへステップアップしたいライダーが、扱いやすさを保ったまま挑戦できる1本です。
【DRAKE】Squad
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | DRAKE |
| モデル名 | Squad |
| 形状(ベース) | マイクロキャンバー |
| 形状(チップ) | ディレクショナルツイン |
| フレックス | ミディアム |
イタリアンブランドのDRAKEが手がける「Squad」は、扱いやすさを重視したフリースタイルツインのスノーボードです。コストパフォーマンスに優れ、これからラントリを始める初心者〜中級者に向けて開発されました。
「Squad」はグラトリからフリースタイル、ラントリ入門まで1本で楽しめるオールラウンド機です。これからラントリに挑戦する初級〜中級者や、まず手頃な1本を探すライダーにおすすめです。

ラントリ用スノーボードを使うときの注意点
ラントリ用のスノーボードを最大限に活かすために、知っておきたい注意点を解説します。モデル選びと合わせて押さえておくことで、ラントリの楽しさを存分に引き出せます。
ラントリ用スノーボードを使う際に知っておきたい注意点は以下の4つです。
- ラントリに合うスタンス幅・角度にセッティングする
- ミドル〜やや硬めのブーツ・ビンディングを合わせる
- 低速の乗り系トリックがやや苦手な傾向も理解する
- 広く空いた中斜面で段階的に練習する(安全面)
ラントリに合うスタンス幅・角度にセッティングする
ラントリでは、スタンス(両足の幅と角度)の設定が滑りやすさを大きく左右します。スタンスが狭すぎると、高速時の安定やスイッチ操作が難しくなります。
スタンスを少し広め・ダック気味に調整することで、ラントリの高速トリックが安定します。スノーボードの性能を引き出すためにも、自分に合う設定を見つけることがおすすめです。
ミドル〜やや硬めのブーツ・ビンディングを合わせる
ラントリ用のスノーボードは、板だけでなくブーツとビンディングの硬さも反応速度を左右します。柔らかすぎる組み合わせでは、板の反発を生かしきれません。
板とブーツ・ビンディングの硬さを揃えることで、ラントリの高速トリックがより決まりやすくなります。トータルでセッティングを考えることがおすすめです。
低速の乗り系トリックがやや苦手な傾向も理解する
高速や反発を重視したラントリ用のスノーボードは、低速のプレス系・乗り系トリックが相対的に難しくなる傾向があります。
スタイルと板の相性を理解しておくことで、ラントリ用のスノーボード選びで失敗しにくくなります。高速寄りか乗り系寄りかを整理してから選ぶのがおすすめです。
広く空いた中斜面で段階的に練習する(安全面)
ラントリは高速でトリックを行うため、ほかの滑走者との接触リスクが上がります。混雑したコースでの練習は危険を伴います。
広く空いたバーンで段階的に習得することで、ラントリ用のスノーボードを安心して楽しめます。周囲の安全を確認しながら練習することがおすすめです。
まとめ:ラントリ対応の板で高速トリックを自在に楽しもう
この記事では、ラントリにおすすめのスノーボード9選と、その選び方を解説しました。高速ターンとトリックを融合させるラントリの爽快感は、ほかにない大きな魅力です。
カービング寄りかトリック寄りか、自分の滑りの比率に合わせて選ぶことが大切です。最適なスノーボードを手に入れて、ラントリの高速トリックを自在に楽しんでください。



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