【26-27】ダブルキャンバーのスノーボードおすすめ14選!ブランド別に特徴を徹底比較

  • ダブルキャンバー搭載のおすすめスノーボードはどれを選べばいい?
  • ブランドごとに乗り味やフレックスの違いがわからない
  • 最新シーズンで扱いやすいダブルキャンバーの板を知りたい

ダブルキャンバーとは、両足の下がキャンバー、ノーズとテールがロッカーになった複合形状で、板の中央に2つの山を描くことから「Wキャンバー」とも呼ばれるスノーボードの形状です。反発を残しつつノーズとテールが浮くため、逆エッジのリスクを抑えながらプレスやスピン系トリックを決めやすいのが特徴です

スノーボードは形状によって操作性や反発、グリップ力などが変わるため、自分の目指す滑走スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

この記事では、ダブルキャンバー搭載のおすすめスノーボードの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。最新シーズンの1本を検討しているライダーは、ぜひ参考にしてください。

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ダブルキャンバーのスノーボードの特徴

ダブルキャンバーは、両足の接地部分にキャンバー(雪面から中央が持ち上がるアーチ形状)を持ち、ノーズとテールをロッカー(反り上がり)にした複合形状のスノーボードです。板の中央が2つの山を描くことから、ダブルキャンバー、あるいはWキャンバーと呼ばれます。

この形状が近年グラトリ・ラントリ層に選ばれる理由は、相反する性能を1本で両立できる点にあります。足元のキャンバーが反発とエッジグリップを生み、ノーズ・テールのロッカーが接雪長を短くしてプレスやスピンの取り回しを軽くします。フルキャンバー機に比べて逆エッジで転びにくく、初心者でも扱いやすいスノーボードに仕上がります

ただし同じダブルキャンバーでも、足元キャンバーの張りやフレックス次第で乗り味は大きく変わります。乗り系に振ったソフトなモデルもあれば、弾き系に応える反発強めのモデルもあり、選ぶ1本で体感が変わるため、自分のレベルと狙うトリックに合った観点で選ぶことが大切です

ダブルキャンバーのスノーボードを選ぶうえで押さえておきたい判断軸は、以下の5つです。

  • 足元キャンバーの張り(反発)で選ぶ
  • フレックスで選ぶ
  • 乗り系か弾き系かで選ぶ
  • サイズを選ぶ
  • 逆エッジのしにくさ(扱いやすさ)で選ぶ

足元キャンバーの張り(反発)で選ぶ

ダブルキャンバーの心臓部は、両足下に配置された足元キャンバーです。張りが強いほど反発は鋭くなり、オーリーやスピンで板を弾く力が高まります。逆に張りが緩いモデルは、プレスやバターといった雪面に押し付ける乗り系トリックがしやすくなります

弾き系のトリックを磨きたいなら張りの強い反発重視モデル、乗り系でじっくり遊びたいなら張りを抑えたソフトなモデルが合います。ダブルキャンバーのスノーボードは、足元の張りを基準に選ぶと自分のスタイルに近づけます

足元キャンバーの強さを意識して選べば、狙ったトリックに反発が素直に応え、練習の手応えがつかみやすくなります

フレックスで選ぶ

フレックスとは、板の硬さやしなりやすさを表す指標で、10段階などの数値で示されます。グラトリやラントリでは板をしならせてプレスや反発を生み出すため、ソフト〜ミドルのフレックスが扱いやすくなります

目安として、初心者や乗り系中心ならフレックス3〜5のソフト、弾き系で反発を活かしたいなら5〜7のミドル寄りが選びやすい範囲です。硬すぎる板はしなりを引き出しにくく、グラトリでは扱いづらさが目立ちます

自分のレベルと狙うトリックに合ったフレックスのダブルキャンバー機なら、板が素直にしなり、プレスも反発も引き出しやすくなります

乗り系か弾き系かで選ぶ

グラトリは大きく乗り系と弾き系に分かれます。乗り系はプレスやノーズ・テールを使って雪面に絡む滑り、弾き系は反発で板を弾いてオーリーやスピンを決める滑りです。ダブルキャンバーのスノーボードは、モデルごとにどちらへ寄せた設計かが異なります。

乗り系ならセンターが柔らかく張りを抑えたモデル、弾き系なら足元の反発が強くパキッと弾けるモデルが向きます。1本で両方こなせるオールラウンド機もあるため、方向性が定まっていない段階では中間的な性格を選ぶ手もあります

自分が伸ばしたいトリックの系統を先に決めておくと、数あるダブルキャンバーのモデルから最適な性格の板を絞り込めます

サイズを選ぶ

グラトリでは板の取り回しの軽さが操作性を左右するため、標準〜やや短めのサイズが扱いやすくなります。短い板は回旋の初動が軽く、スピンやプレスで振り抜きが軽快になります。

目安は、身長からマイナス15〜20cm前後を基準に、グラトリ重視ならさらに短めを選ぶ考え方が一般的です。ただし短すぎると高速時の安定感が下がるため、体重も踏まえて選ぶことが欠かせません

標準〜やや短めのダブルキャンバー機なら、トリック時の操作性と滑走時の安定感のバランスを取りやすくなります

逆エッジのしにくさ(扱いやすさ)で選ぶ

逆エッジとは、進行方向と反対側のエッジが雪面に引っかかって急に転倒する現象です。ダブルキャンバーはノーズとテールがロッカーで浮くため、フルキャンバー機よりエッジが引っかかりにくく、逆エッジで転びにくいのが持ち味です

特に初心者ほど、この扱いやすさが上達を後押しします。逆エッジの恐怖が減ると思い切って板を踏み込めるようになり、ターンもトリックも練習量を確保しやすくなります

逆エッジのしにくさを重視するなら、ノーズ・テールのロッカーがしっかり効いたダブルキャンバーのスノーボードが安心感につながります

ダブルキャンバーのおすすめスノーボード14選

ここではダブルキャンバー搭載のおすすめスノーボードを、ブランド別に紹介します。各モデルの特徴・搭載技術・おすすめユーザー層を解説するので、気になる1本を見つけてください。

今回取り上げるダブルキャンバー搭載のおすすめモデルは、以下の14モデルです。

  • 【HEAD】MIGHTY DCT
  • 【SIMS】JOKER
  • 【FANATIC】T-DECK
  • 【FANATIC】TRICKMASTER
  • 【FNTC】TNT-L
  • 【FNTC】TNT-R
  • 【CROOJA】WORM
  • 【K2】GEOMETRIC
  • 【ACC】MOVERZ
  • 【ELAN】OUTLAND
  • 【ALLIAN】ATLANTIS
  • 【011 Artistic】ZERO WIDE SPIN
  • 【011 Artistic】DOUBLE FLY SPIN
  • 【GT snowboards】BUFF

【HEAD】MIGHTY DCT

【HEAD】MIGHTY DCTの製品画像

項目内容
ブランドHEAD
モデル名MIGHTY DCT
形状(ベース)DCTダブルキャンバー
形状(チップ)ディレクショナルツイン
フレックス5/10

テニスやウインタースポーツで世界的に知られるHEADが、扱いやすさとコストパフォーマンスを両立させて送り出すのが「MIGHTY DCT」です。グラトリ入門者が最初の1本に選びやすいダブルキャンバーのスノーボードとして位置づけられています

「MIGHTY DCT」には、DCT(Double Camber Torsion)と呼ばれる足元キャンバー・ノーズ/テールロッカーの複合形状が採用されています。加えてディレクショナルツインのSW構造が板全体のねじれをコントロールし、逆エッジのしにくさとプレスの入りやすさを両立します。5/10のミドルソフトなフレックスと合わさり、グラトリ初心者でも扱いやすい素直な乗り味に仕上がっています。

「MIGHTY DCT」は、はじめてのマイボードでダブルキャンバーを試したい初心者〜中級者に向く1本です。手に取りやすい価格帯で、ターンとグラトリの基礎を固めたいライダーにおすすめのダブルキャンバー入門機です。

【SIMS】JOKER

【SIMS】JOKERの製品画像

項目内容
ブランドSIMS
モデル名JOKER
形状(ベース)Mポップキャンバー
形状(チップ)ツイン
フレックス3/10

スケートボード由来のカルチャーを受け継ぐ老舗ブランドSIMSが、オールラウンドに遊べる板として展開するのが「JOKER」です。トリックから普段の滑りまで1本でこなせる、懐の広いダブルキャンバーのスノーボードに仕上がっています

「JOKER」の形状は”M” POP CAMBERと呼ばれるダブルキャンバーで、足元の反発とノーズ・テールの抜けの良さを両立します。芯材にはMOD 1ポプラコア、補強にI-Carbon Liteを組み合わせ、軽快なしなりとしっかりした反発を生み出します。3/10のミディアムソフトなフレックスにより、グラトリからフリーランまで幅広い滑りに対応します。

「JOKER」は、トリックだけでなく地形遊びやフリーランも1本で楽しみたいオールラウンド志向のライダーに向いています。価格を抑えつつ歴史あるブランドの板を選びたい方にも、扱いやすいダブルキャンバー機として応えてくれます。

【FANATIC】T-DECK

【FANATIC】T-DECKの製品画像

項目内容
ブランドFANATIC
モデル名T-DECK
形状(ベース)Vダブルキャンバー
形状(チップ)ツイン
フレックスソフト

グラトリ強豪として知られるFANATICが、看板機TRICKMASTER譲りの遊びやすさを入門価格帯に落とし込んだのが「T-DECK」です。これからグラトリを始めるライダーが手に取りやすいダブルキャンバーのスノーボードとして開発されました

「T-DECK」はV DOUBLE CAMBERを採用し、足元のキャンバーで反発を残しつつノーズ・テールのロッカーで扱いやすさを確保しています。内部にはハニカムインサイドを配置して軽さを高め、センターを柔らかく設定したことで、プレスやバター系トリックにスッと入っていけます

「T-DECK」は、ソフトなフレックスで乗り系トリックをこれから覚えたい初級者にぴったりの1本です。FANATICの遊べる乗り味を手頃に体感したいライダーにも向く、ダブルキャンバー入門モデルといえます。

【FANATIC】TRICKMASTER

【FANATIC】TRICKMASTERの製品画像

項目内容
ブランドFANATIC
モデル名TRICKMASTER
形状(ベース)Vダブルキャンバー
形状(チップ)
フレックスミドルソフト

グラトリ・ラントリ層から厚い支持を集めるFANATICの看板モデルが「TRICKMASTER」です。1本でオールラウンドに遊べる万能機として、ダブルキャンバーのスノーボードのなかでも定番の地位を築いています

「TRICKMASTER」はV DOUBLE CAMBERをベースに、HC-FS3ハニカムコアで約55%の軽量化を実現し、取り回しの軽さを高めています。滑走面には高速性に優れるPre Sintered IS 7200ソール、エッジにはDegressive Sidecutを採用し、軽快な操作性と反発・エッジグリップを高い次元で両立します。

「TRICKMASTER」は、グラトリを軸にジブやカービング、地形遊びまで1本でこなしたい中級者以上に向くモデルです。弾き系も乗り系も欲張りに楽しみたいライダーにおすすめのダブルキャンバー機です。

【FNTC】TNT-L

【FNTC】TNT-Lの製品画像

項目内容
ブランドFNTC
モデル名TNT-L
形状(ベース)
形状(チップ)
フレックス

「ターンに意識がいらない」操作性を掲げるFNTCの定番入門機が「TNT-L」です。グラトリ初心者から絶大な支持を集め、最初の1本の候補に必ず挙がるダブルキャンバーのスノーボードです

「TNT-L」はLow Double Camberを採用し、ダブルキャンバーの扱いやすさを保ちながらエッジグリップを高めているのが特徴です。芯材のハニカムコアにV-CARBONとULTRA LIGHT DECKを組み合わせ、軽さと高い反発を両立します。26-27シーズンではハニカム構造を刷新し、さらに軽量化を図っています。

「TNT-L」は、ターンもトリックもこれから伸ばしたい初心者〜初中級者に向く1本です。1本で滑りの基礎とグラトリを同時に磨きたいライダーに適した、ダブルキャンバー機といえます。

【FNTC】TNT-R

【FNTC】TNT-Rの製品画像

項目内容
ブランドFNTC
モデル名TNT-R
形状(ベース)ダブルキャンバー
形状(チップ)
フレックス

「TNT-L」より一歩踏み込んだ弾き系志向のモデルが、FNTCのTNTシリーズに連なる「TNT-R」です。反発を活かしたトリックを狙うライダーに向けた、キレのあるダブルキャンバーのスノーボードとして位置づけられています

「TNT-R」はDouble Camber形状に、ノーズとテールへ増量配置したハニカムコアを組み合わせ、パキッとした高反発を生み出します。V-CARBONとULTRA LIGHT DECKによる軽量設計も相まって、オーリーやスピン系の弾き系トリックで板を鋭く弾き上げられます

「TNT-R」は、反発を使った弾き系トリックを磨きたい初中級〜中級者に向くモデルです。軽さと高反発を武器に、グラトリのレベルを一段引き上げたいライダーに響くダブルキャンバー機です。

【CROOJA】WORM

【CROOJA】WORMの製品画像

項目内容
ブランドCROOJA
モデル名WORM
形状(ベース)ダブルキャンバー
形状(チップ)
フレックス

プロライダーの江端翔兵と中川智貴がプロデュースするグラトリ特化ブランドCROOJAの最量販モデルが「WORM」です。プロシーンでも使われる本格派のダブルキャンバーのスノーボードとして、乗り系グラトリ好きから高い評価を得ています

「WORM」はDOUBLE CAMBER(W CAMBER)を軸に、Bamboo Hybrid Coreとシンタードソール、1.5度のビベリング加工を組み合わせています。トップシートは前作比約50%軽量のULTRA LIGHT仕様となり、取り回しを軽くしつつ、センターを少し固めることで乗り系トリックでの持ち味と安定感を両立します。

「WORM」は、乗り系トリックを本格的に極めたい中上級者に向く1本です。プロデュース陣のこだわりが詰まった板で自分の滑りを突き詰めたい、乗り系グラトリ好きにおすすめの1本です。

【K2】GEOMETRIC

【K2】GEOMETRICの製品画像

項目内容
ブランドK2
モデル名GEOMETRIC
形状(ベース)ダブルキャンバー(Twin Combination Camber)
形状(チップ)トゥルーツイン
フレックス

世界的な総合スノーボードブランドであるK2の「GEOMETRIC」は、ジブやグラトリの入門を狙って設計されたエントリーツインです。手に取りやすい価格帯にまとまっており、初めてのダブルキャンバー機として選ばれやすい1本になっています

「GEOMETRIC」はキャンバーとロッカーを組み合わせた「Twin Combination Camber」を採用し、足元のキャンバーで弾きを、ノーズとテールのロッカーで引っかかりにくさを両立しています。コアには単一樹種で反発としなりを安定させる「Aspen Core」を使い、0度と90度に織ったBiaxial Glassが素直で寛容なしなりを生みます。トゥルーツインの対称形状はレギュラーとスイッチで同じ感覚に乗れるため、逆エッジの不安を和らげます

最初のダブルキャンバーとして基礎グラトリを始めたいライダーや、コストを抑えて1台目のフリースタイル板をそろえたい初心者におすすめのスノーボードです。

【ACC】MOVERZ

【ACC】MOVERZの製品画像

項目内容
ブランドACC
モデル名MOVERZ
形状(ベース)W Camber(ダブルキャンバー)
形状(チップ)ツイン
フレックスソフト

遊び心のあるグラフィックと手頃な価格でパークやグラトリ層に支持されるのが、ACCの主力ツイン「MOVERZ」です。気負わず遊べる1枚として、若いライダーを中心に人気を集めています。

「MOVERZ」はW Camber(ダブルキャンバー)にガルウィング形状を組み合わせ、センター寄りを持ち上げた反りでロッカーボードのような素早い抜けを生み出します。ノーズとテールが浮くためポップが出しやすく、ソフトなフレックスのおかげでプレスやバターも軽い力で決まります。柔らかさと軽快さを前面に出した、遊べる味付けのダブルキャンバー機です。

柔らかい板で地形遊びやパーク、グラトリを気軽に楽しみたい初級〜中級のライダーにおすすめします。

【ELAN】OUTLAND

【ELAN】OUTLANDの製品画像

項目内容
ブランドELAN
モデル名OUTLAND
形状(ベース)ダブルキャンバー(ガルウィング)
形状(チップ)ツイン
フレックス

スキーの名門として知られるELANが手掛けるスノーボードが「OUTLAND」です。オールラウンドに使えるダブルキャンバー機で、日本正規流通に乗っているため入手性が良いのも見逃せない点です

メンズモデルはセンターに強めのロッカーを持つガルウィング形状で、軽い力でプレスやグラトリのきっかけを作れます。しなやかで扱いやすい「CONTROL WOOD CORE」に、ねじれを支える「S1 SIDEWALL」、素直なしなりを狙った「V-FLEX」、滑走性を高める「EASY GLIDE BASE」を組み合わせ、初めての1枚でも持て余しにくい仕上がりです。素直な反応が、ターンからフラットトリックまでの流れを後押しします。

フリーランからフラットトリックまで1本で幅広くこなしたい初級〜中級のライダーや、初心者セットからの買い替えを考えている方におすすめのスノーボードです。

【ALLIAN】ATLANTIS

【ALLIAN】ATLANTISの製品画像

項目内容
ブランドALLIAN
モデル名ATLANTIS
形状(ベース)DIRECTIONAL TWIN CAMBER
形状(チップ)ディレクショナルツイン
フレックス3.5

国内企画のブランドALLIANが送り出す「ATLANTIS」は、扱いやすさを軸にしたオールラウンド機です。フリーランやグラトリ、パーク、地形遊びまで、ゲレンデでの遊びを幅広くカバーします

形状はセンターにわずかなロッカー、バインディング部にキャンバーを配した「DIRECTIONAL TWIN CAMBER」で、ダブルキャンバーらしい逆エッジのしにくさが持ち味です。フレックス3.5の柔らかさがターンやトリックのきっかけをつくりやすくし、Carbon Fleeceの補強が軽快な弾きを添えます。柔らかいのに間延びしない、まとまりの良い乗り味に仕上がっています。

1本でいろいろ遊びたい初級〜中級のライダーや、柔らかく軽い板で操作性を重視したいグラトリ入門層におすすめします。

【011 Artistic】ZERO WIDE SPIN

【011 Artistic】ZERO WIDE SPINの製品画像

項目内容
ブランド011 Artistic
モデル名ZERO WIDE SPIN
形状(ベース)SPIN CAMBER(ダブルキャンバー)
形状(チップ)セミワイドツイン
フレックス

日本製のグラトリ専門ブランド011Artisticの「ZERO WIDE SPIN」は、セミワイドのウェストで踏ん張りやすさと取り回しを同時に狙ったダブルキャンバー機です。国産らしい細やかな作り込みで、スピン系グラトリの定番として名前が挙がる存在です

シーガルウィング状の左右対称ダブルキャンバーが、浮遊感のある乗り味と着地時のグリップを両立させます。新開発のウッドとフォームを組み合わせたコアに、カーボンファイバーとカーボンシートを重ねることで、軽さと高反発を確保し、少ない力でも強い回旋力を引き出せます。ワイドなウェストがブーツのはみ出しによるドラッグを抑え、高速スピンの安定にもつながります。

高速スピンや乗り系グラトリを本格的に伸ばしたい中級〜上級のライダーや、足数を多く回したい方におすすめのスノーボードです。

【011 Artistic】DOUBLE FLY SPIN

【011 Artistic】DOUBLE FLY SPINの製品画像

項目内容
ブランド011 Artistic
モデル名DOUBLE FLY SPIN
形状(ベース)SPIN CAMBER(ダブルキャンバー)
形状(チップ)
フレックス

「DOUBLE FLY SPIN」は、011Artisticのダブルキャンバー系フラッグシップに位置づくグラトリ特化モデルです。フラットトリックの完成度を突き詰めたい、というライダーの声に応える1枚として磨き込まれています

ダブルキャンバーの翼反りを最大限まで高めた形状で、プレスやバターに抜群の浮遊感と軽い操作感をもたらします。コアとソールの間に仕込んだカーボンファイバー(上位のLIMITEDはカーボングラファイトソール)が軽量性と高反発を引き上げ、弾き系と乗り系のどちらにも対応できる懐を持たせています。道具のポテンシャルを引き出せるほど、表現の幅が広がる設計です。

グラトリを主戦場にする中級〜上級のライダーや、板の性能で一段上のトリックを狙いたい方におすすめします。

【GT snowboards】BUFF

【GT snowboards】BUFFの製品画像

項目内容
ブランドGT snowboards
モデル名BUFF
形状(ベース)W-CAMBER
形状(チップ)ツイン
フレックスミディアムソフト

プロライダーの梅野航希(こきっすん)が手掛けるグラトリ特化ブランド、GT snowboardsのラインナップ最軽量機が「BUFF」です。軽さを武器に、ラントリからフラットトリックまで軽快に遊べる板として支持を集めています

「BUFF」はW-CAMBERにCONVEXベースを合わせ、滑走面の抜けを高めています。ISO-SPEED 7500シンタードソールが走りの良さを底上げし、トーション(ねじれ)方向の自由度が高く弾むフレックスで、軽い力でも板を操れます。軽量ゆえの素早い抜けが、ラントリでの細かな動きやフラットトリックのテンポを軽やかにします。

軽快な操作性でグラトリやラントリを楽しみたいライダーや、体重が軽めの方、女性ライダーにもおすすめのスノーボードです(ユニセックス/レディース展開あり)。

ダブルキャンバーのスノーボードを使うときの注意点

ダブルキャンバーのスノーボードを最大限に活かすために、知っておきたい注意点を解説します。形状の特性を踏まえて使うことで、ダブルキャンバーの扱いやすさとトリック性能を存分に引き出せます

ダブルキャンバーのスノーボードを使いこなすために意識したい注意点は、以下の4つです。

  • ダブルキャンバーが苦手なシチュエーションを理解する
  • 相性の良いブーツ・ビンディングを選ぶ
  • スタンス幅と角度をトリック向けに整える
  • ソールとエッジのメンテナンスで反発を保つ

ダブルキャンバーが苦手なシチュエーションを理解する

ダブルキャンバーは万能ではなく、苦手な場面もあります。ノーズとテールが浮く形状のため、高速カービングでのエッジホールドや、パウダー・荒れた地形での踏ん張りは、フルキャンバー機やパウダー機に一歩譲ります

グラトリやラントリを主目的と割り切れば、こうした弱点は気になりません。高速カービングやパウダーも本格的に狙うなら、用途別に板を使い分けるか、オールマウンテン寄りのモデルを選ぶ判断が有効です

まずは自分の滑走スタイルの主軸を決め、ダブルキャンバーの得意分野と重なるかを確認してから選ぶと、購入後のギャップが減ります

相性の良いブーツ・ビンディングを選ぶ

ダブルキャンバーのしなりや操作性を活かすには、ブーツとビンディングの硬さも合わせることが大切です。硬すぎるギアは板のしなりを殺し、グラトリでの取り回しが重くなります

グラトリ・ラントリでは、ソフト〜ミディアムフレックスのブーツとビンディングが板の柔らかさと噛み合いやすくなります。板・ブーツ・ビンディングのフレックスをそろえることで、プレスや反発が素直に足元へ伝わります。

初めてダブルキャンバーの板を組む際は、まずソフト寄りのギアで統一し、慣れてから好みに合わせて硬さを調整していく進め方がおすすめです

スタンス幅と角度をトリック向けに整える

ダブルキャンバーの反発とプレス性は、スタンス(足の位置と角度)の取り方でも引き出せます。グラトリでは、標準よりやや広めのスタンスにすると板を踏み込みやすく、プレスが安定します

角度は、前後の足を外側に開くダック(前足プラス・後足マイナス)気味にすると、スイッチ(逆向き)の滑走やトリックがしやすくなります。目安は前足12〜15度・後足マイナス9〜12度前後から試すのが一般的です。

セッティングは一度で決めず、少しずつ調整して自分のトリックに合う幅と角度を探ることで、ダブルキャンバーの持ち味を引き出せます

ソールとエッジのメンテナンスで反発を保つ

ハニカムコアや軽量設計による反発を長く保つには、日々のメンテナンスが欠かせません。ソールが乾いて滑走性が落ちると、トリックに必要なスピードや抜けが鈍ります。

滑走後はソールのワックスを定期的にかけ直し、エッジのサビや欠けを手入れすることで、ダブルキャンバーのスノーボード本来の反発と滑りを維持できます

シーズン終わりには保管用のワックスを厚めに塗るなど、オフシーズンの手入れも板のコンディションを左右します

まとめ:ダブルキャンバーの板で安定したライディングを楽しもう

この記事では、ダブルキャンバー搭載のおすすめスノーボードと、その選び方を解説しました。足元がキャンバー、ノーズとテールがロッカーというダブルキャンバーは、逆エッジに強く、反発とプレス性を両立する形状です

ダブルキャンバーのスノーボードを選ぶ際は、足元キャンバーの張り・フレックス・乗り系か弾き系かの3点を判断軸にすると失敗しません。初心者は扱いやすいソフトなモデル、弾き系を磨きたい中級者は反発の強いモデルと、自分のレベルと狙うトリックに合わせて選ぶことが大切です

逆エッジの不安から解放され、トリックの上達を後押ししてくれる1本を選べば、ゲレンデでの時間が一段と充実します。自分に合ったダブルキャンバーのスノーボードを手に入れて、安定したライディングを存分に楽しんでください。

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